フォックスチャペル GC
Fox Chapel Golf Club

コースデータ
所在地 アメリカ、ペンシルベニア州
コース長 6656ヤード パー72
コースレート 73.6
プレー日 2016年9月23日
設計者 セス・レイナー
再設計者 トム・ファジオ
オープン 1923年
キャディ あり
ゴルフカート あり (FW乗り入れ可)
評価
総合評価
4.75
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
6
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
5
満足度
5


クラブハウスからの景観

パークランドコース。2番パンチボール、6番レダン、7番アルプス、11番ショート、17番ピアリッツとセス・レイナーがクラシック理論をふんだんに取り入れてされている。グリーンは大きくて、速さ、転がりとも素晴らしい。10番グリーンには有名なライオンマウスのバンカーがあったのが、取り除かれている。トム・ファジオがオリジナルの設計を回復するために再設計を行っている。2012年から2014年まで3年間シニアPGAのメジャー大会の1つシニアプレーヤース選手権の開催コース。

 
2番 パー5 472ヤード

ほぼストレートの短いロング。ティショットは打ち上げでフェアウェイは右傾斜。セカンドは急な打ち下ろしなので、2オン可能だがブラインドショットになる。グリーンの右手前に1つの大きなバンカーが配されている。グリーンはパンチボールグリーンで、左右の2段にもなっていて、右傾斜している。

 

2番 パー5 472ヤード(3)

2番 パー5 472ヤード(2)

2番 パー5 472ヤード(1)
 
3番 パー3 195ヤード

3番 パー3 195ヤード(2)

3番 パー3 195ヤード(1)
川越えのショート。グリーンは砲台で7つのバンカーで囲まれている。グリーンは強く受けていて右傾斜。
 
5番 パー4 335ヤード

5番 パー4 335ヤード(2)

5番 パー4 335ヤード(1)
やや左ドッグレッグの短いミドル。クリークがフェアウェイの左を流れグリーンの左を抜けていく。ティショットは飛べば飛ぶほどフェアウェイは狭くなる。グリーンは強い砲台で3つのバンカーでガードされている。受けグリーン。
 
6番 パー3 190ヤード

6番 パー3 190ヤード(2)

6番 パー3 190ヤード(1)
逆“レダン”ホール。グリーンは長さ41ヤードと斜めに細長く、左から右に急傾斜。グリーンの両サイドはバンカーでガードされている。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。
 
8番 パー4 474ヤード

右ドッグレッグの距離のある難ホール。ティショットは打ち下ろしで、フェアウェイは右傾斜で右にはクリークと林がある。グリーンは横長の砲台で4つのバンカーで囲まれている。グリーンは左奥から右手前に傾斜している。

 

8番 パー4 474ヤード(2)(3)

8番 パー4 474ヤード(2)

8番 パー4 474ヤード(1)
 
11番 パー3 149ヤード

11番 パー3 149ヤード(2)

11番 パー3 149ヤード(1)
“ショート”ホール。砲台グリーンは2つの長いバンカーで囲まれている。グリーンは尾根が半円形を描いて走り、真ん中部分が凹んでいて、距離のあるパットはライン取りが難しい。
 
13番 パー4 422ヤード

13番 パー4 422ヤード(2)

13番 パー4 422ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットでは右の林はOBゾーンになりかなり浅い。フェアウェイは急な左傾斜。グリーンは50ヤードと縦に細長く3つのバンカーでガードされている。グリーンは少し左傾斜。
 
16番 パー4 421ヤード

16番 パー4 421ヤード(2)

16番 パー4 421ヤード(1)
緩やかに打ち上げていくやや右ドッグレッグ。ティショットは1つの左フェアウェイバンカーが効いている。グリーンの形状は四角で左右にバンカーが配されている。グリーンは中央の尾根がグリーンを左右の面に分け、中央奥から左手前と右手前にそれぞれ傾斜している。
 
17番 パー3 231ヤード

17番 パー3 231ヤード(2)

17番 パー3 231ヤード(1)
少し打ち下ろしで距離が長い。グリーンは68ヤードも縦長で真ん中が凹んでいる“ピアリッツ”グリーン。グリーン両サイドはバンカーでガードされている。
 
余談

レストラン
ピッツバーグから車で20分、ピッツバーグ空港から車で40分。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.com)の2016年度ペンシルベニア州で第4位のベストコース。ゴルフマガジン誌2015年度全米100では第95位。

9番ティ近くにあるゲストハウスはルーズベルト大統領も泊まったことがある由緒ある建物。ゴルフ場とは関係がないと聞く。

セス・レイナー設計で有名なコースはシカゴGCカマルゴ C、CCオブ・フェアフィールド、エセックス・カウンティCC、フィッシャーズ・アイランド Cショアエーカーズサニンングデール CCワイアラエCCザ・コース・アット・イエールイーマンズ・ホール CCマウンテン・レイク CCなどがある。



グランドコンコース

グランドコンコース

グランドコンコース

ピッツバーグで一晩泊まり、夕食は昔の駅舎のコーンコースを改造したグランドコンコースで食べた。お洒落な雰囲気で食事も美味しかった。