クーヨンガ GC
Kooyonga Golf Club

コースデータ
所在地 オーストラリア、南オーストラリア州
コース長 6796ヤード パー72
コースレート 73.0
プレー日 2007年12月16日
設計者 ハーバート・ロッケット・リミル
オープン 1924年
キャディ なし
ゴルフカート あり(FW乗り入れ可)
評価
総合評価
4.75
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
 

景観

緩やかな傾斜のあるほとんどフラットな立地に展開する林間コース。距離は6800ヤードと長くはないが、タイトなフェアウェイの両サイドに聳える木立が、ティーショットからの正確性を要求する。多くのグリーンは比較的小さく、砲台でしかも深いバンカーで囲まれているので、正確でスピンの効いたアプローチショットがなければ、好スコアに結びつかない。

2番 パー4 493ヤード

左ドッグレッグの短いロング。ティーショットは左コーナーのバンカー群が効いてくるだけでなく、飛べば飛ぶほど右からブッシュが迫ってきて落とし所が狭くなっている。グリーンは砲台で両サイドをバンカーでガードされている。

 


2番 パー4493ヤード(3)

2番 パー4493ヤード(2)

2番 パー4493ヤード(1)

 

3番 パー3 197ヤード

3番 パー3 197ヤード(2)

3番 パー3 197ヤード(1)

チャレンジングなショート。グリーンは少し砲台で、うねっている。縦に細長いグリーンの左右にバンカー、グリーン後ろ側にかけては2つのグラスバンカーが配されているので、正確なショットが必要である。

 

4番 パー4 388ヤード
アップダウンのあるストレートのミドル。ティーショットはブラインドになり、両サイドから木立が迫っていて、フェアウェイは狭い。左にはOBラインがあるので要注意。210ヤード以上飛べば急な下り勾配になっており飛距離を稼げる。グリーンは小さく、両サイドのバンカーが効いていて、グリーンの左サイドにはすすと急斜面があるので右側から攻めたい。グリーンは細長く受けている。

 


4番 パー4 388ヤード(3)

4番 パー4 388ヤード(2)

4番 パー4 388ヤード(1)

 

6番 パー4 408ヤード 
右ドッグレッグのミドル。ティーショットでは左の3つのフェアウェイバンカーが効いていて、右サイドには背の高い木立が並んでいるので、正確なショットが必要。セカンドショットはやや打ち上げとなる。グリーン手前にバンカーが配されているので、キャリーでグリーンを捉えたい。

 


6番 パー4 408ヤード(3)

6番 パー4 408ヤード(2)

6番 パー4 408ヤード(1)

 

7番 パー3 166ヤード

7番 パー3 166ヤード(2)

7番 パー3 166ヤード(1)
谷越えの美しいショート。3段となっているグリーンは難しい。手前は急なスロープなのでグリーンをショートするとバンカーに捕まるか、斜面を転がり落ちるので、確実にグリーンを捉えるクラブを持つことが鉄則。

 

10番 パー4 434ヤード

10番 パー4 434ヤード(2)

10番 パー4 434ヤード(1)
左ドッグレッグの難ホール。ティーショットでは左右の木立とブッシュが迫っているので威圧感がある。セカンド地点から望めるグリーン左の2つのバンカー、右の1つのバンカーが効いるので、セカンド地点から良く見えるので威圧感があるので、受けグリーンに対してアドレスを取るときには、正確にラインを取ることが重要だろう。
 
14番 パー3 159ヤード

14番 パー3 159ヤード(2)

14番 パー3 159ヤード(1)
比較的短いショート。グリーンは砲台になり、バンカーで囲まれおり、グリーン奥は急なスロープになっている。上空の風の影響をもろに受けるのでクラブ選択が難しい。
 
15番 パー3 230ヤード

15番グリーン

15番 パー3 230ヤード
距離のあるショート。グリーンは砲台で奥と両サイドは急な下り傾斜となっている。左右にバンカーも配されている。グリーンは右傾斜になっているので左側から攻める。

 

16番 パー5 555ヤード
はじめはストレートだが、残り100ヤード地点から軽く右ドッグレッグしているロングホール。ティーショットではフェアウェイ左のバンカーが効いている。セカンドショットの落とし所は左から木立とブッシュが迫っており、狭い。グリーン手前のフェアウェイは少し凹んでいて、グリーンは砲台型で4つのバンカーに囲まれているのでクラブ選択を正確に行なう必要性あり。
 

16番 パー5 555ヤード(3)

16番 パー5 555ヤード(2)

16番 パー5 555ヤード(1)

 

17番 パー3 386ヤード
やや左ドッグレッグのミドル。ティーから270ヤード地点からやや打ち下ろし。グリーンは横長で、その右手前は池でガードされている。グリーンは右傾斜なので左側から攻めたい。

 


17番 パー3 386ヤード(3)

17番 パー3 386ヤード(2)

17番 パー3 386ヤード(1)
 
余談

レストラン
アデレード市内より車で20分。アデレード空港より15分。プレーには原則的にはメンバーの同伴が必要だが、直接クラブに予約を申し込むとプレー可能な場合もある。メートル表示。残り距離はグリーンセンターでなく、グリーンエッジまで。バックティーからのプレーは、クラブ競技会と月に一回だけ開放しているだけで、普段は使用出来ない。

ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第11位のベストコースに選ばれている。他のハーバート・ロッケット・リミル設計の有名なコースは、ロイヤルアデレードGC(同評価5位)がある。