フォキトラーCC
Phokeethra Country Club

コースデータ
所在地 カンボジア、シェムリアップ
コース長 7327ヤード パー72
コースレート  
プレー日 2008年2月22日
設計者 ウィラヨーッ・ペートヴァシー 
オープン 2007年 
キャディ あり
ゴルフカート あり (強制)
評価
総合評価
4.10
コースレイアウト
4
難易度
5
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
満足度
4
クラブハウス


クラブハウスからの景観
フラットなリンクススタイルのコース。フェアウェイは比較的広く、ティーショットのプレッシャーはあまりないが、ほとんどが砲台グリーンで、しかも深いバンカーと水でガードされているので、グリーンを狙うショットが相当難しい。また奥行きのあまりないグリーンが多く、アイアンとかフェアウェイウッドでスピンの効くボールを打つ高度な技術が試される。15番から18番までの4ホールは、”フォキトラーコーナーと呼ばれる難易度の高いホールが続く。2007年に欧州男子プロのジョニーウォーカークラシック、カンボジアオープンが開催された。コース名のフォキトラーはカンボジアの神話上の街の名で、東南アジア一帯に伝わる伝説上の蛇に由来する。
 
3番 パー4 394ヤード

3番 パー4 394ヤード(2)

3番 パー4 394ヤード(1)
左にウォーターハザードがある左ドッグレッグのミドル。フェアウェイ右バンカーにはティーから255ヤードで届く。グリーンは横長の砲台で、左右にバンカー配されている。

 
4番 パー5 552ヤード
急角度で右に曲がるロング。ティーから290ヤード先にクリークが横切る。ティーショットはフェアウェイ右サイド狙いが良い。セカンドショットはクリーク越えで、サードショットもクリーク越えになる。グリーンは縦長の砲台で、中央に尾根があり奥に下っている。
 

4番 パー5 552ヤード(3)

4番 パー5 552ヤード(2)

4番 パー5 552ヤード(1)
 
5番 パー3 235ヤード

5番 パー3 235ヤード(2)

5番 パー3 235ヤード(1)
とても長い池越えのショート。グリーン前面の池だけでなく、左のガードバンカーも効いてくる。グリーンは左傾斜。

 
6番 パー4 454ヤード
ダブルドッグレッグの長いミドル。やや右ドッグレッグの後左に曲がっている。ティーからは右フェアウェイバンカーには220ヤードで届く。グリーン手前に池が食いこみ、セカンドショットは池越え。グリーンは受けていて、左は池に面し、右にはバンカーがある。

 

6番 パー4 454ヤード(3)

6番 パー4 454ヤード(2)

6番 パー4 454ヤード(1)
 
7番 パー3 164ヤード

7番 パー3 164ヤード(2)

7番 パー3 164ヤード(1)
池越え、バンカー越えの美しいショート。グリーンは横長で奥行きがあまりないので、正しいクラブ選択が必要。グリーンと周りのバンカー、手前の池とのコントラストが素晴らしい。
 
11番 パー5 594ヤード

ストレートのロングでグリーンは右に振られている。セカンドショットはクリークとバンカー越え。そのバンカーはグリーンの手前まで食いこみ、グリーン右サイドに抜けている200ヤードの長さがある。グリーンは砲台で、強く受けている。

 

11番 パー5 594ヤード(3)

11番 パー5 594ヤード(2)

11番 パー5 594ヤード(1)
 
15番 パー3 169ヤード

15番 パー3 169ヤード(2)

15番 パー3 169ヤード(1)
池とバンカー越えのショート。グリーンは砲台で横に長く右傾斜。グリーン両サイドに池が食い込んでいるので、グリーン左右にショートすると池に捕まる可能性が高い。

 
16番 パー4 431ヤード

16番 パー4 431ヤード(2)

16番 パー4 431ヤード(1)
左ドッグレッグのミドル。ティーショットはクリーク越えで210ヤードのキャリーと、フェアウィが水に囲まれているので距離だけでなく正確性も必要。フェアウェイはクリークを挟んで左にもありこのルートは260ヤードのキャリーが必要なのとフェアウェイが狭いので、右のアイランドフェアウェイが良い。セカンドショットは池越え。グリーンは横長で左傾斜。グリーン手前のガードバンカーが効いている。
 
17番 パー4 421ヤード

17番 パー4 421ヤード(2)

17番 パー4 421ヤード(1)
左ドッグレッグのミドル。グリーン手前に池が食い込んでいて、フェアウェイがS字型になっている。ティーショットは池越えになり、250ヤードでフェアウェイ右バンカーに捕まる。セカンドショットも池越え。グリーンは横長で右傾斜。

 
18番 パー5 588ヤード

18番 パー5 588ヤード(2)

18番 パー5 588ヤード(1)
名物ホール。ホールほぼストレートのチャレンジングなロング。ティーショットは右に池があり、フェアウェイは狭い。セカンドショットはフェアウェイが池を挟んで左右に2つ用意されており、池越えの右のフェアウェイを果敢に狙っていくか、左のフェアウェイの池の手前に安全に刻むかの決断に迫られる。左に刻むと、サードショットは池越えになり、砲台グリーンに打っていく。グリーンは起伏が強い横長で、中央に尾根が走り、左右に下っている。

 
余談

レストラン
車でシェムリアップ、アンコールワット遺跡からともに30分、国際空港から25分。クラブの運営はソフィテルホテルなので、サービスのレベルは高い。ソフィテルホテルからもシャトルバスで30分。プレーするティーは自由に選べた。

設計者のWeerayudth Phetbuasak氏はタイの陸軍の現役少将で、カンボジアではガーデンシティ GG、タイではスワンG&CCシーパインGC、ナライヒルGR、サー・ジェイムスCCなどを設計している。



アンコールワット

アンコールワット

アンコールトム