ファンコート ホテル＆カントリークラブ、モンタギューコース
Fancourt Hotel & Country Club (Montague Course)

リンクス、モンタギュー、アウテニクアの３コースあり、モンタギューコースは１９９１年にゲーリー・プレーヤーによって設計されたが、２００５年にデイビッド・マクレイ・キッドによって１８ホール全てが手直しされ、１番ホールと９番ホールは新設され、コースは５００ヤード近く長くなった。なだらかな高低差がある美しいパークランドコースで、バンカーの形状はスタイリッシュで、グリーンはアンジュレーションが豊かで高速、豊富にある樹木と１１ホールで絡んでくるウォータ―・ハザードがコースの魅力と戦略性を高めている。距離が長いだけでなく、FWがタイトなホールがいくつかあり、正確性が要求される。雄大なアウテニクア山脈を背景に、魅力的な植生、樹木、庭園に囲まれていて、視覚的な満足も与えてくれる。最初の９ホールは最もチャレンジングで４５０ヤードを越えるミドル３番、６番、７番ホールの３つあり、６番、７番ホールは曲がりくねった川が効いてくるのでとても手強い。１７番、１８番ホールは素晴らしい２つの最終ホール。コースのメンテナンスも良い。

クラブハウスからの景観

９番ホールから望むアウテニクア山脈

１０番グリーンから見る１７番グリーン

コースとホテル

コースを彩る草花

ストレートで打ち下ろしのロング。ティショットでは右サイドの２個のバンカーを避けて良いショットを打てば２オン可能。グリーンの右サイドと奥は池に囲まれているので、セカンドを刻むか、グリーンを狙うかの決断に迫られる。

やや左ドッグレッグの難しいミドル。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、左サイドのクリークとバンカーが効いていて、FWは狭い。２４５ヤードのキャリーが必要だがこのバンカーを越えるのがベストルートで、FWの左からがグリーンを狙いやすい。セカンドは池越え。グリーンは斜めに長く、３個のバンカーでガードされている。アメリカのゴルフマガジン誌にて２０００年度世界ベスト５００ホール（最新版）に選ばれている。

右ドッグレッグの距離があるショート。ティショットでは左右の３個のバンカーが効いてくる。グリーン手前に池があり、セカンドは池の手前に刻むことになる。サードは池越え。グリーンの左サイドは池に面し、右サイドは大きなバンカーが配されていて、グリーンは左に傾斜している。

セカンド地点から右に大きく曲がるロング。ティショットは打ち下ろしで３３０ヤード先にクリークがFWを横切る。ロングヒッターはセカンドでグリーンを狙えるが、セカンド地点から見て斜めに細長いグリーンの手前と右サイドは池に面しているので、リスクが伴う。セカンドを刻むと、サードでのグリーンは縦に細長い形状で、左サイドはバンカーでガードされ、右サイドは池に面している。

強い左ドッグレッグの距離がありタフなミドル。ティショットでは左コーナーのバンカーが効いてきて、右サイドには池がある。グリーンは砲台で縦に細長く、左サイドと左手前はバンカーでガードされ、グリーンの右サイドにもクリークが流れる。