チェンカレンGC
Cengkareng Golf Club

コースデータ
所在地 インドネシア、ジャカルタ  
コース長 6981ヤード パー72  
コースレート 72.9  
プレー日 2008年7月21日  
設計者 ウォルター・スチュワート  
オープン 1999年  
キャディあり 
ゴルフカート なし  
評価
総合評価
3.85
コースレイアウト
3
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
クラブハウス

 


飛び立つ飛行機

空港近くに位置するフラットなコース。6番ホール後方に飛行場があり、全てのホールで飛行機が飛び立つところを真近に見ることが出来る。立派な木が多くのホールに立ち並び、コース全体が緑に覆われた感じを与えている。いくつかのグリーン周りは池とかバンカーにしっかりガードされているが、フェアウェイは比較的広くで、ラフも短く、OBも少ないので、飛ばし屋有利の設計と言える。ヨーロッパ男子PGAの一部であるインドネシアオープンが2006年と2008年に開催された。

 

4番 パー3 141ヤード

4番 パー3 141ヤード(2)

4番 パー3 141ヤード(1)
池越えの短く美しいショートホール。グリーン左のバンカーが効いている。

 

 
5番 パー4 447ヤード

5番 パー4 447ヤード(2)

5番 パー4 447ヤード(1)
ストレートの距離のあるミドルホール。ティショットではフェアウェイは狭く、フェアウェイ左のバンカーには260ヤードで入る。セカンドショットではグリーン右手前のバンカーが効いている。グリーンは砲台状で、受けている。グリーンセンター手前は大きく凹んでいるのでピン位置が奥の場合は大きめのクラブ選択が必要になる。
 
9番 パー4 416ヤード

9番 パー4 416ヤード(2)

9番 パー4 416ヤード(1)
左ドッグレッグのミドルホール。フェアウェイセンターのバンカーはティーから230ヤードから250ヤードで入る。ロングヒッターはバンカーの左のコーナー越えを狙うべきで、成功すればセカンドショットはウェッジでグリーンを狙える。アベレージヒッターはバンカーの右に打つべき。バンカー周辺からのセカンドショットは前方の高い木がスタイミーになるリスクがある。2段グリーンの左右はバンカーが配せれている。

 
12番 パー3 244ヤード

12番 パー3 244ヤード

大変長いショートホール。グリーンは縦に長く、ピン位置が後ろなら260ヤード前後のとても長いパー3になる。

16番 パー4 425ヤード
ストレートで比較的狭いミドルホール。270ヤード先のフェアウェイ右側には池があるのでロングヒッターは注意が必要。グリーン右サイドは池に面するのでセカンドショットの正確性が要求される。
 

グリーン後方から望む16番ホール

16番 パー4 425ヤード(2)

16番 パー4 425ヤード(1)
 
17番 パー3 178ヤード

17番 パー3 178ヤード
池越えのタフなショートホール。グリーンはバンカーに囲まれ、強く受けている。ピン位置が奥の場合は両サイドのバンカーにより、グリーン幅が狭くなっているので要注意。

18番 パー5 524ヤード
ストレートのロングホール。グリーン手前に池がフェアウェイに食い込み、その池がグリーン左サイドに伸びている。ロングヒッターは2オン可能だが、池に捕まるリスクがある。グリーンは砲台形。

18番 パー5 524ヤード(3)

18番 パー5 524ヤード(2)

18番 パー5 524ヤード(1)
 
余談

ウェイトレス

ジャカルタ市内から車で40分、空港から車で10分。ビジターだけのプレーが平日は可能で土日はメンバー同伴が必要。フルバックのゴールドティーからは自由にプレーできた。表示距離はメートルなのでヤードに換算した。昼食時に川魚の郷土料理を2種類食べたが、どちららも美味しかった。レストランでのウェートレスは全員ミニスカート。 

2008年度インドネシアオープンではラフを伸ばし、比較的短い2つのパー5をパー4に変更して、パー72、6900ヤード台のタフなコースに変わった。しかし優勝が25アンダー(4日間)というとんでもないスコアーだった。

設計者のウォルター・スチュワートはアメリカ人。



キャディ

川魚の郷土料理

カレー風味の川魚