ロイヤルジャカルタ GC、サウス・ウェストコース
Royal Jakarta Golf Club (South & West Course)

コースデータ
所在地 インドネシア、ジャカルタ  
コース長 7324ヤード パー72  
コースレート    
プレー日 2022年11月23日  
設計者 JMPゴルフデザイン  
オープン 2008年  
キャディあり 
ゴルフカート あり  
評価
総合評価
4.75
コースレイアウト
5
難易度
6
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
満足度
4

 

サウス、ノース、ウェストの各9ホールの合計27ホールあり、どの9ホールも同じぐらいチャレンジング。7300ヤードと距離は十分にあり、バンカー、ウォーターハザードの配置が素晴らしく、距離と方向性を同時に求めるタフな設定になっている。ほぼフラットな立地に展開しているコースだが、フェアウェイにアンジュレーションが施され、フラットな場所から打つことは少ないので、いろいろなライから正確に打つ技術も試される。グリーン面はとても固いのでグリーンに乗ったボールは、相当のスピンがなければ止まらなく、しかも高速で複雑な傾斜があるので、ボールがピン位置から遠いと3パットの可能性があり、グリーン上での技量が試される。総じて攻め甲斐があるチャンピオンコース。2011年からアジアツアーのインドネシア・マスターズが開催され、2022年度で10回目となる。



クラブハウスからの景観

9番、パー5

15番、パー4

スコアカード
2008年7月プレー時(旧版)

 

3番 パー5 536ヤード
やや左ドッグレッグのロングホール。左サイドは全てハザード。グリーン手前にいくつかのバンカーが点在するので、セカンドショットでそれらのバンカーを避けるべき。グリーンは縦に細長く、受けている。
 

3番 パー5 536ヤード(3)

3番 パー5 536ヤード(2)

3番 パー5 536ヤード(1)
 
4番 パー4 472ヤード

4番 パー4 472ヤード(2)

4番 パー4 472ヤード(1)
ほぼストレートの大変長いミドルホール。ティーショットでは左右のバンカーが効いてくる。セカンドショットはクリーク越え。グリーン両サイドにバンカーが配されている。飛距離が必要なホール。

 
6番 パー3 207ヤード

6番 パー3 207ヤード(2)

6番 パー3 207ヤード(1)
池越えの美しくて長いショートホール。グリーン手前と左サイドは池に面し、奥はバンカーがある。普通でも難しいが、風が強いと更に難易度が増し、相当に手強いホールになる。

 
8番 パー4 459ヤード
距離のあるストレートのミドルホール。グリーンは砲台で右サイドは池に面し、左サイドはバンカーでガードされている。

 

8番 パー4 459ヤード(3)

8番 パー4 459ヤード(2)

8番 パー4 459ヤード(1)
 
9番 パー5 616ヤード
左、左へと曲がっている長いロングホール。ティーショットは池越えになり、210ヤードのキャリーが必要になる。グリーン手前150ヤード前後のフェアウェイを池がクロスしていて、セカンドショットでこの池を越えるか、手前に刻むかの決断に迫られる。

 

9番 パー5 616ヤード(3)

9番 パー5 616ヤード(2)

9番 パー5 616ヤード(1)
 
12番 パー4 375ヤード
左ドッグレッグの比較的短いミドルホール。左サイドは全て池で、ティショット、セカンドともに池越え。ティショットでは左右にバンカー、右サイドにはOBゾーンもある。縦長のグリーンの左サイドは全て池に面していて、右手前には大きなバンカーが配されている。グリーンは右から左の池の方に強く傾斜している。
 

12番 パー4 375ヤード(3)

12番 パー4 375ヤード(2)

12番 パー4 375ヤード(1)

14番 パー4 489ヤード

14番 パー4 489ヤード(2)

14番 パー4 489ヤード(1)
ストレートのとても長くて難しいミドル。ティショットの池越えは200ヤードを要し、左右にハザードがある。FWセンターに1つのポットバンカーがあり、240ヤードのキャリーで越えていくのがベストルート。バンカーの先からのフェアウエィは下り勾配になっているため、50ヤードほどのランが稼げる。セカンドは打ち上げ。グリーン右手前から右サイドにある深くて大きなバンカーに注意。グリーンは左手前から右奥へと斜めに長く、受けていながら右傾斜していて、真ん中から奥へは下っている。
 
16番 パー3 212ヤード

16番 パー3 212ヤード(2)

16番 パー3 212ヤード(1)
若干打ち下ろしで池越えの長いショート。グリーン両サイドにバンカーが配されている。グリーンは斜めに長く、左奥は池に面している。グリーンの真ん中が高く、そこから左右へ下り傾斜。
 
17番 パー4 465ヤード

17番 パー4 465ヤード(2)

17番 パー4 465ヤード(1)
やや左ドッグレッグの距離のあるミドル。ティショットではファウェイ両サイドのバンカーが効いてくる。グリーンは砲台の円形で真ん中に尾根が走る。左手前に小さなバンカーが配されている。

 
18番 パー5 540ヤード

ほぼストレートホールでグリーン手前100ヤードからやや右に曲がっているロングホール。ティグランドからグリーンまで右サイドは全て池になり、FWも狭いので、ティショット、セカンドとも正確性を要求される。ティショットでは左サイドの大きなバンカーも効いてくる。グリーンは右手前が池に接し、左に2個、右奥に1個の大きな猫アシ(キャットポー)バンカーと奥の1個のポットバンカーにガードされている。強い受けグリーン。

 

18番 パー5 540ヤード(3)

18番 パー5 540ヤード(2)

18番 パー5 540ヤード(1)
 

2008年プレー時のノースコース
 
この9ホールは他の18ホールに匹敵する難しさとレイアウトの良さがある。

3番 パー4 376ヤード

右ドッグレッグの短いミドルホール。ティーショットは右の池と、左のバンカーに注意。グリーンは横に長く、前面は池に面する。ピン位置が右の時は、奥行きのないグリーンの奥も池に面するので、正確な距離を打って、ボールをスピンで止める技術を要求される。

 

3番 パー4 376ヤード(3)

3番 パー4 376ヤード(2)

3番 パー4 376ヤード(1)
 
6番 パー4 471ヤード

6番 パー4 471ヤード(2)

6番 パー4 471ヤード(1)
ほぼストレートで緩やかに打ち上げていく、長いミドルホール。ティーショットでは右のクリーク、左のバンカーが効いている。グリーン右手前をガードしている大きなバンカーは避けるべき。パーオンするには距離と方向性がティーショット、セカンドともに求められる。

 
7番 パー4 437ヤード

7番 パー4 437ヤード(2)

7番 パー4 437ヤード(1)
左ドッグレッグのミドルホール。ティーショットでは左に池が広がる。グリーン手前に池があり、グリーン左サイドのガードバンカーが効いている。

9番 パー5 557ヤード

左ドッグレッグの、ダイナミックなレイアウトをもつロングホール。ティーショットで池越えを狙うと、ショートカットになり、210ヤードのキャリーで池を越える。ティーからは右のフェアウェイバンカーが効いている。セカンドショットからは打ち上げ。グリーン右手前のガードバンカーは深い。グリーンは受けている。

 

9番 パー5 557ヤード(3)

9番 パー5 557ヤード(2)

9番 パー5 557ヤード(1)


 
余談

ジャカルタ市内中心部からほぼ西に25分、空港からほぼ西に45分。メートル表示なので、ヤードに換算した。インドネシア・マスターズのトーナメント開催日の8日前のプレーで、コース内に仮設スタンド観覧席の建物が多くあった。



キャディ

レストラン

ランチ

他のインドネシアでのJMPゴルフデザイン・グループ設計コースは、レインボーヒルズG&CC、GCセナヤン、スバルナ・ジャカルタGC、ロイヤルスマトラG&CC、アラヤG&FCがある。

ウェスティン・ジャカルタ

ウェスティン・ジャカルタ

部屋からの景色

ホテルは市内中心部にあるウェスティン・ジャカルタに泊まった。プレー後の夕食はホテルから北に15分のハルママニス・レストランで食べた。高級インドネシア料理店だった。

ハルママニス・レストラン

ハルママニス・レストラン

ハルママニス・レストラン