有馬ロイヤルゴルフクラブ、ノーブルコース
Arima Royal Golf Club (Noble Course)
コースデータ
所在地 兵庫県
コース長 6856ヤード パー72
コースレート 72.2
プレー日 2012年12月19日
設計者 ロバート・ボン・ヘギー
オープン 1996年
キャディ あり
ゴルフカート あり
評価
総合評価
4.30
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4

全く趣の違うロイヤルコースとノーブルコースを有する36ホールのゴルフ場。1972年に27ホールを上田治が造り、ロバート・ボン・ヘギーが1996年に9ホールの新設と既存の9ホールの大改造を施した。正統的なトーナメントコースでオーソドックスなロイヤルと比べて、ノーブルコースはバンカーと池を大胆に使った独創的なレイアウトである。距離は短いが適所にボールを正確に打たなければいけないターゲットゴルフを要求する。豪快な打ち下ろしあり、ドッグレックがありレイアウトは変化に富む。グリーンは速く、微妙なアンジュレーションが施されているのでパットを終えるまで気が抜けない。バンカーがグリーンを取り囲む7番ホールをはじめ、独創的な設計がされている。コースレート以上にチャレンジングなコースに仕上がっている。上り3ホールは特に素晴らしい。フェアウェイ、グリーンともにメンテナンスが行き届いている。



クラブハウスからの景観

18番ホールからのの景観

スコアカード
 
2番 パー4 468ヤード

ほぼストレートの距離のあるミドル。ティーショットは豪快な打ち下ろしになり、左右のOBに注意。グリーン左のガードバンカーが効いている。グリーンは奥が低い縦長の2段グリーンなので、グリーンオーバーするとアプローチが難しくなる。

 

2番 パー4 468ヤード(3)

2番 パー4 468ヤード(2)

2番 パー4 468ヤード(1)
 
3番 パー3 183ヤード

3番 パー3 183ヤード(2)

3番 パー3 183ヤード(1)
池越えのきれいなショート。グリーンは縦長で強く受けている。
 
4番 パー4 436ヤード

4番 パー4 436ヤード(2)

4番 パー4 436ヤード(1)
強い左ドッグレッグのタフなミドル。ティーショットの落とし所が重要で、左マウンドの中腹が狙い目。セカンドからは打ち下ろしで距離感がつかみにくい。グリーンは中央が一番高い馬の背型。
 
7番 パー3 166ヤード

7番 パー3 166ヤード(2)

7番 パー3 166ヤード(1)
名物ホールのショート。ティーショットはやや打ち下ろしになり、白砂のバンカーに囲まれたアイランドグリーンに打っていく。グリ-ンは右傾斜。
 
9番 パー5 515ヤード

やや右ドッグレッグの豪快な打ち下ろしのロング。ティーショットは左右OBなので要注意。ティーショットが距離が出て成功すれば2オンを狙えるが、グリーン左から手前は池に囲まれているので、攻めるか、刻むかの判断を悩ませる。グリーンは横長で中央に尾根が走っているので、ピンと違う面からのパットは難しい。

 

9番 パー5 515ヤード(3)

9番 パー5 515ヤード(2)

9番 パー5 515ヤード(1)
 
12番 パー4 524ヤード

やや左ドッグレッグのロング。ティーショットは左右にOBがあり、左フェウェイバンカーも効いていて落とし所が狭い。グリーン100ヤード手間に大きなバンカーが横たわり、その手前に刻むかバンカーを超えるかの決断に迫られる。グリーンは縦に細長く真中に尾根が走る。グリーン左の長いガードバンカーも入れると厄介。

 

12番 パー4 524ヤード(3)

12番 パー4 524ヤード(2)

12番 パー4 524ヤード(1)
 
16番 パー5 577ヤード

左ドッグレッグのロング。ティーショットは打ち下ろしになり、右手前の池は280ヤードで入る。セカンドは左の池に注意して、フェアウェイ右サイド狙い。その池がグリーン前面まで食い込んでいる。グリーンは右が高い横長の2段グリーン。

 

16番 パー5 577ヤード(3)

16番 パー5 577ヤード(2)

16番 パー5 577ヤード(1)
 
17番 パー3 206ヤード

17番 パー3 206ヤード(2)

17番 パー3 206ヤード(1)
グリーン右サイドの池がプレッシャーを与えるショート。ティーショットはやや打ち下ろし。狙いはグリーン左サイド。グリーンは50ヤード近い縦長で、アンジュレーションが複雑なのでピンから遠い所に乗ればパットが難しい。
 
18番 パー5 539ヤード

左ドッグレッグのロングで名物ホール。ティーショットは左右のOBに注意。大きなフェウェイバンカーの右手前は240ヤードで届く。セカンドは左方面の谷に注意してフェアウェイ右サイド狙い。グリーンは残り80ヤードぐらいから直角に更に左に振られていて、セカンドで2オンを狙うロングヒッターは谷越えのリスキーなショットに挑戦しなければならない。横長のグリーンは左が高く右が低い段差の強い2段グリーン。

 

18番 パー5 539ヤード(3)

18番 パー5 539ヤード(2)

18番 パー5 539ヤード(1)
 
余談
車で神戸市内から50分、大阪市内から1時間10分、有馬温泉から20分。フルバックティからのプレーは平均ハンディ7以下が必要。スタッフ、従業員の対応はすばらしかった。


レストラン

ランチ

他のロバート・ボン・ヘギー設計コースは、ホウライCC西那須野CC河口湖CC宇部72CC・江畑池コース 、桂ケ丘CC、隨縁CC・西神戸コース、マオイGRなどがある。