かさぎゴルフ倶楽部
Kasagi Golf Club
コースデータ
所在地 京都府
コース長 7011ヤード パー72
コースレート 73.3
プレー日 2012年11月8日
設計者 小林祐吉
オープン 2000年
キャディ あり
ゴルフカート あり
評価
総合評価
4.20
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
満足度
4

池を上手く取り入れ、バンカーも戦略的に配されている比較的フラットな丘陵コース。各ホール安全な逃げ道も用意されており、難しすぎず簡単すぎずフェアな造りになっている。
OUTは比較的素直なホールが多いが、INは一転して気が抜けないホールが続く。特に14番から18番の5ホールはチャレンジング。グリーンは2段、3段とある上にアンジュレーションがきつく、パットの精度・技量とラインの読みがスコアを大きく左右する。笠置山自然公園と大和青垣国定公園に囲まれたゴルフ場なので自然豊かで美しい景観を楽しめる。



クラブハウスからの景観

6番ホールからの景観

13番ホールからの景観

スコアカード
 
1番 パー5 512ヤード

右ドッグレッグのロング。ティーショットは打ち下ろしなので2オン可能。ティーショットは右に池とビーチバンカーに注意。グリーン手前には5つのバンカーが待ち構え、グリーンオーバーはすぐ崖なのでオーバーは禁物。

 

1番 パー5 512ヤード(3)

1番 パー5 512ヤード(2)

1番 パー5 512ヤード(1)
 
4番 パー3 178ヤード

池越えのバンカー越えの美しいショート。グリーンは横長で真中が高い左右の3面グリーン。

 

4番グリーンと1番ホール

4番 パー3 178ヤード(2)

4番 パー3 178ヤード(1)
 
7番 パー4 415ヤード

7番 パー4 415ヤード(2)

7番 パー4 415ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティーショットは池越えで、ティーから280ヤード先の正面バンカー狙いがベスト。セカンドは緩やかな打ち上げになり、グリーン右手前のバンカーは深いので避けたい。
 
12番 パー3 173ヤード

12番 パー3 173ヤード(2)

12番 パー3 173ヤード(1)
美しいやや打ち下ろしのショート。緑と白のコントラストがきれい。砲台グリーンで手前と左右は深いバンカーでガードされていて花道は狭い。グリーンの奥は下っている。グリーン右奥のOBラインは浅いので飛び過ぎに注意。
 
14番 パー5 625ヤード

はじめはストレートでそれからS字に曲がったダイナミックな大変長いロング。ティーショット、セカンドとも右のOBが浅く、落とし所も広くないが、距離が欲しいのでスライスボールに気をつけてしっかり打ちたい。サードショットはグリーン右手前の大きなバンカーに入れないように。グリーンは奥が下がった2段グリーンなのでピンが奥の時は距離感が難しい。またピンが右奥の時はそのグリーンすぐ右にOBラインが走っているので難易度が増す。

 

14番 パー5 625ヤード(3)

14番 パー5 625ヤード(2)

14番 パー5 625ヤード(1)
 
16番 パー3 196ヤード

池越えのショート。グリーンは横長でうねりがある。グリーン右半分が池に面しているため、ピン位置が右の場合は難しくなる。

 

後方から望む16番グリーン

16番 パー3 196ヤード(2)

16番 パー3 196ヤード(1)
 
17番 パー5 554ヤード

左ドッグレッグのロング。ティーから左の池まで300ヤードなので届かないが、アベレージヒッターは右の池に要注意。セカンドは左の池が効いてくる。グリーンは砲台で縦長の2段グリーンで左手前に大きなバンカーが右に2つのバンカーが配されている。

 

17番 パー5 554ヤード(3)

17番 パー5 554ヤード(2)

17番 パー5 554ヤード(1)
 
18番 パー4 451ヤード

軽い右ドッグレッグの距離のあるミドル。ティーショットは少し打ち下ろし。セカンドはグリーン左にあるビーチバンカーと池に注意。グリーンは奥が下がった斜めに長い2段グリーン。ピン位置が奥の場合は奥のグリーンは池に接し、しかもバンカー越えになるので相当難しくなる。

 

後方から望む18番ホール

18番 パー4 451ヤード(2)

18番 パー4 451ヤード(1)
 
余談
大阪市から車で1時間10分、奈良駅から35分。最新式GPS搭載の自走式ゴルフカート使用。


レストラン

ランチ

浴場

ゴルフクラシック誌主催2006年日本ゴルフコースランキングでは81位に選ばれている。他の小林佑吉設計コースは東広野GC、東六甲GC、メイプルヒルズGC、三田CC27、ジャパンビレッジGCなどがある。改造設計としては廣野GC小野GC洲本GCが有名。