シャドークリーク ゴルフコース
Shadow Creek Golf Course

コースデータ
所在地 アメリカ、ネバダ州
コース長 7560ヤード パー72
コースレート 74.5
プレー日 2018年1月16日
設計者 トム・ファジオ
オープン 1989年
キャディ あり
ゴルフカート あり (FW走行可)
評価
総合評価
5.20
コースレイアウト
5
難易度
6
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
6
造形美、景観
5
満足度
5

ラスベガス市外から至近距離で、緑がほとんどない平坦な住宅街の中の、周りを木々に囲まれた長方形の一角に展開するコース。ラスベガスのカジノ王、ステーブ・ウィンが自身のために自宅を囲むように造ったコース。元々はなにもないフラットな砂漠を、緑豊かで静寂な空間に変えている。コース名にクリークの名が付いているだけで、コース内の至る所に美しいクリークが流れるのが特徴。巨大な土を運び高低差を付け、何千本の樹木と植物が植えられ、美しいクリークと相まって、フラットな砂漠からユートピアが出現した。



8番、パー3

9番、パー4

17番グリーン

各ホールバライティに富み、ドッグレッグホールが多くて、バンカーの配置が見事。ティからグリーンまで攻略ルートがいくつも提供され、テクニックだけでなく頭脳プレーも要求される。池越え、谷越えなどの強制キャリーが必要なホールが多く、中上級者向けのコース。2018年には、タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンのマッチプレーが行われ、2020年にはました。2020年度には、PGAツアーのCJカップとZOZOチャンピオンシップが2週続けて開催された。どちらも韓国と日本のコースでの開催予定が変更された。

 
3番 パー4 486ヤード

右ドッグレッグの長いミドル。ティショットでは左サイドに小さな池とバンカーが効いてくる。セカンドは少し打ち上げ。グリーンの右前はフォールス・フロントになり、グリーンは右奥から左手前にやや傾斜している。

 

3番 パー4 486ヤード(3)

3番 パー4 486ヤード(2)

3番 パー4 486ヤード(1)
 
4番 パー5 581ヤード

強い左ドッグレッグ。ティショット、セカンドともに左サイドの池が絡んでくる。ティショットでは左コーナーのバンカー越えには270ヤードのキャリーが必要。セカンドは少し打ち下ろしで、FWはタイト。サードは池越え、バンカー越え。グリーンは横に長く、グリーンの左サイドは池に面し、右サイドにバンカーが配されている。グリーンの後半分は強く左に傾斜している。

 

4番 パー5 581ヤード(3)

4番 パー5 581ヤード(2)

4番 パー5 581ヤード(1)
 
6番 パー4 507ヤード

右ドッグレッグのとても長いミドル。ティショットでは右コーナーのバンカーが効いてくる。3面グリーンで、右サイドに深いバンカーが配されている。バーはバーディと同じぐらいの価値がある難ホール。

 

6番 パー4 507ヤード(3)

6番 パー4 507ヤード(2)

6番 パー4 507ヤード(1)
 
8番 パー3 200ヤード

8番 パー3 200ヤード(2)

8番 パー3 200ヤード(1)
少し打ち下ろし。グリーンは丘に囲まれている。グリーンの左手前は深いバンカーでガードされている。受けグリーン。

 

 
9番 パー4 460ヤード

9番 パー4 460ヤード(2)

9番 パー4 460ヤード(1)
ほぼストレートの美しいホール。少し打ち下ろしのティショットでは左サイドにクリークと左右のバンカーに注意。グリーン手前から左サイドにクリークが走る。グリーンの手前にもバンカーが配され、グリーンはアンジュレーションが複雑。

 

 
13番 パー3 257ヤード

美しくてとても長いショート。グリーンは砲台で緩やかな傾斜の2段形状。グリーンの右サイドは池になる。グリーン手前の池と岩の眺めが印書的なホール。

 

左手前から見る13番グリーン

13番 パー3 257ヤード(2)

13番 パー3 257ヤード(1)
 
14番 パー4 493ヤード

緩やかに打ち下ろしていく、右ドッグレッグの難ホール。ティショットでは左サイドにバンカーがあり、FWは右に傾斜している。グリーンは左サイドの木立、右サイドの池でガードされている。

 

14番 パー4 493ヤード(3)

14番 パー4 493ヤード(2)

14番 パー4 493ヤード(1)
 
15番 パー4 482ヤード

15番 パー4 482ヤード(2)

15番 パー4 482ヤード(1)
やや左ドッグレッグのとてもタフなミドル。ティショットでは左サイドにクリークが走り、FWは右から左に傾斜している。セカンドはクリーク越えになり、クリークは斜めに置かれたグリーンを斜めに横切っていて、グリーンに面する。美しいクリークとそこに架かる石橋の眺めが素晴らしいホール。
 
17番 パー3 154ヤード

打ち下ろしで池越えの、美しくて短いショート。名物ホール。グリーンは横に長く、右の段が少し高い左右の2段形状で、3個のバンカーでガードされている。グリーンの左奥に滝が流れ、クリークになりグリーン左サイドを抜けていく。

 

横から見る17番グリーン

17番 パー3 154ヤード(2)

17番 パー3 154ヤード(1)
 
18番 パー5 529ヤード

強い右ドッグレッグ。ティショットは池越えになり、FWの右サイドは池でガードされている。セカンドも右の池が絡んでくる。グリーンは斜めに細長い3段形状で、グリーンの手前に池、奥に2個のバンカーが配されている。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている、ドラマティックな最終ホール。

 

18番 パー5 529ヤード(3)

18番 パー5 529ヤード(2)

18番 パー5 529ヤード(1)
 
余談
ラスベガスから北に20分。プライベートクラブだが、MGM系のホテルMGMミラージュとかMGMグランドに泊まればプレー可能。翌日リムジンで送迎してくれる。プレー前日はMGMグランドに泊まった。プレーは月曜から木曜までの平日のみで、1日に10組と制限されていると聞く。ステーブ・ウィンからMGMがコースを2000年に買収した

リムジン

リムジン


キャディと友人

ロッカールーム


練習場

レストラン

ランチ

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度ネバダ州ベスト30コースでは第1位、2019年度全米ベスト100コースでは第54位。ネバダ州には110ほどのゴルフコースがあり、全米には15500コースある。


MGMグランド

MGMグランド

MGMグランド

トム・ファジオ設計の他のネバダ州でのコースは、エッジウッドGC、プリムバレーGCデザートコース、プリムバレーGCレイクコース、ウィンGCがある。