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パークランド、林間、シーサイドをミックスした美しいコース。最後の4ホールで海が見える。手強いグリーンサイドのバンカー、独特な形状のグリーンはドナルド・ロスらしい設計で、タフなホールが多い。ルーティングも各ホールが絶え間なく方向が違うレイアウトがされていて、最後の4ホールだけがホールが平行している。強い受けグリーンが多く使われていて、パー3は小さめのグリーン、パー5は大きめのグリーンになっている。FWバンカーが効いていないホール(例えば8番、9番、11番、15番など)がいくつかあるのが少し残念だが、プレーしてとても楽しいコース。2011年度全米女子アマチュアゴルフ選手権を開催。
コースの特徴は素晴らしいバンカーの配置と大西洋からの強い海風を考慮に入れた巧みなレイアウトである。追い風、逆風、左から、右からの横風とバンランス良く組み合わされている。アメリカのコースではとても珍しく、コースに潅水(水を与えること)をしないので、FWは硬くランが多く出る一方、バウンドが悪いとどこの転がるかは分からない。天候次第でFWの硬さ、グリーンの速さが変わってくる。9番から14番ホールの5ホールがプレーして楽しい。全体的にラフは深く、グリーンは傾斜が強い。ニューポートCCは1894年に設立された全米ゴルフ協会の5つある創設メンバーゴルフクラブの1つ。アメリカゴルフ1895年開催の第1回の全米アマチュア選手権と第1回の全米オープンはいずれもこのニューポートCCで開催された。
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ストレートで緩やかな打ち上げ。ティショットでは左サイドはラフ、右サイドは木々とブッシュのハザードがあり、FWはタイト。グリーンは3個のバンカーでガードされ、グリーンの右サイドのハザードは浅い。グリーンオーバーは急な下り傾斜のラフになる。
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ストレートの短いミドル。ティショットは少し打ち下ろし。セカンドは川越え。グリーンは4個のバンカーでガードされ、グリーンは段差が大きい2段形状で強く受けている。 |
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湿地帯越えのチャーミングなショート。砲台の強い受けグリーン。グリーン手前に2個、左サイドに1個のバンカーが配されている。 |
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左ドッグレッグの短いミドル。ロングヒッターは1オン可能。ティショットは池越え。グリーンは砲台で、3個のバンカーに囲まれている。 |
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ほぼストレートホール。セカンド地点からはFWは池を囲むように左に曲がっていて、セカンドで池越えのショットで2オンを狙うか、池の右サイドのFWに安全に刻むかの決断に迫られる。グリーンの左手前にバンカーが配され、グリーンは受けながら、左にも傾斜している。
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左ドッグレッグ。ティショットでのFWは広い。グリーンの80ヤード手前を川が横切り、セカンドで川を越えるか、川の手前に刻むか決断に迫られる。グリーンは砲台で3個のバンカーでガードされている。グリーンの左にあるOBゾーンは浅い。 |
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やや右ドッグレッグの短いミドル。ティショットでは左サイドに3個のバンカー、右サイドに池がありFWは狭い。グリーンは6個のバンカーに囲まれていて、グリーン上は右に傾斜しながら尾根も走る。
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ストレートホール。ティショットでは左サイドは道路でOB。セカンドは打ち上げ。グリーンは強い左傾斜で、グリーンの左サイドと奥は道路。 |
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海に向かって打つ短いショート。グリーンは5個のバンカーで囲まれている。受けグリーン。 |
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ストレートホール。ティショットはラフ越え。セカンドは打ち上げ。砲台の受けグリーンで、左手前は2個の深いバンカー、右サイドから奥にかけて4個のバンカーでガードされている。 |
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プロビデンス市からほど南に20分、ボストン市からほぼ南に1時間10分。プライベートクラブでメンバー同伴が必要。
トットップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2018年度ロードアイランド州ベスト15コースで第4位。ロードアイランド州には61のゴルフコースがある。
ドナルド・ロス設計で2018年度ロードアイランド州ベスト15コースにランクインしているのはアガワム・ハントC、カーネギー・アビーC、サコネットGC、トリッグス・メモリアルGC、ポイント・ジュディスCC、ミスクアミカットGC、メタコメットCC、ロードアイランドCC、ワナモイセットCC、ワーウィックGCなど10コースある。
プレー前夜はQuality Inn Seekonk-Providenceに泊まった。コースまで南に10分。Iggy's Doughboys & Chowder Houseというシーフードレストランで夕食をした。
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3番 パー4 361ヤード(3)