ジューンダラップCC、クアリー・デューンコース
Joondalup Country Club – Quarry & Dune Course

コースデータ
所在地オーストラリア、西オーストラリア州
コース長6925ヤード  パー72
コースレート74.1
プレー日2007年4月9日
設計者ロバート・トレント・ジョーンズJr.
オープン1985年
キャディなし
ゴルフカートあり (フェアウェイ乗り入れ可)
評価
総合評価
4.75
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
 

丘陵コース。コースの一部が廃止された石灰石の採石場で、岩場の谷間を縫うように通り抜け、密度の濃いブッシュランドの中を巡る設計がされていて、全てのホールにおいて、絵のように美しい景観を楽しむことが出来る。クアリー、レイクス、デューンの各9ホール、27ホールのゴルフ場で、クアリー・デューンコースの18ホールがベストの組み合わせ。特にクアリーの9ホールの完成度が高い。



11番ホールの景観

14番ホールの景観

ホテルからのコースの景観

 
2番 パー4 405ヤード

やや右ドッグレッグのホール。ティーショットは打ち下ろしで、セカンドショットは打ち上げ。240ヤードで入り、280ヤードで越えのるフェアウェイ右に食い込んだ大きなバンカーを避けるため、ドライバーショットはフェアウェイ左半分を狙うべき。大きなグリーンは縦幅が60ヤードもあり、傾斜が強い。


グリーンから望む2番ホール

2番 パー4 405ヤード(2)

2番 パー4 405ヤード(1)

 

 

3番 パー3 149ヤード

3番 パー3 149ヤード

石灰岩石切り場跡を使った谷越えのショート。グリーン前面は谷に面していてショートは禁物。グリーンは横長で、右が高い2段グリーン。

 
4番 パー5 520ヤード

4番 パー5 520ヤード(1)

左ドッグレッグの後、右ドッグしているダブルドッグレッグの戦略的なホール。セカンドショットは打ち上げになり、フェアウェイ上段に打つか、安全に巨大バンカーの左サイドに刻むかの決断に迫られる。ロングヒッターが2オンを果敢に狙い、グリーンを少しでもショートすると、10メートルほどの高さがある巨大バンカーに捕まり大叩きするであろう。このバンカーにハシゴがかかっている。グリーンは大きく、右奥に下っている。


4番 パー5 520ヤード(4)

4番 パー5 520ヤード(3)

4番 パー5 520ヤード(2)

 

5番 パー4 405ヤード

ほぼストレートの打ち下ろしのミドル。ティーから290ヤードで石灰岩の谷に捕まる。セカンドショットは谷越えになる。

 

5番 パー4 405ヤード(3)

5番 パー4 405ヤード(2)

5番 パー4 405ヤード(1)

 

12番 パー4 407ヤード
右ドッグレッグのミドル。ティーショットではフェアウェイが2つ用意されている。セカンドショットは打ち上げになり、グリーン左のガードバンカーが効いている。
 

グリーンから望む12番ホール

12番 パー4 407ヤード(2)

12番 パー4 407ヤード(1)

 

 
13番 パー3 245ヤード

13番 パー3 245ヤード

とても長いショート。グリーンは50ヤードの縦長の2段グリーン。アゲンストの風が吹く時や、ピン位置が後方の時はティーショットでドライバーを使うことになるだろう。

 
15番 パー4 432ヤード

右ドッグレッグの難ホール。ティーショットではフェアウェイが右傾斜しているので、センターより左サイド狙いが良い。ティーから250ヤード先の地点からフェアウェイは急な下り勾配になり、しかも大変狭くなっているので、3ウッドなどのティーショットが安全。グリーンは砲台で、セカンドショットをショートすると、深いバンカーに捉まるか、傾斜を転がり落ちるので要注意。グリーンは横長で左が高い2段グリーン。


15番 パー4 432ヤード(3)

15番 パー4 432ヤード(2)

15番 パー4 432ヤード(1)

 

 
18番 パー5 555ヤード

左ドッグレッグのロング。ティーショットでは230ヤード先のブラインドになる左のフェアウェイバンカーに注意。セカンドショットで距離を稼がないと、サードショットではグリーン手前のマウンドでピンが隠れて見えないことがある。グリーンは横長で真ん中が少し凹んでいて、右から左への傾斜が強い。


18番 パー5 555ヤード(3)

18番 パー5 555ヤード(2)

18番 パー5 555ヤード(1)

 


レイクスコース

クリアー・デューンコースと比べて難易度は高くないが、美しいホールが多い。



1番グリーンから望む景観

4番グリーンと海

 
2番 パー4 330ヤード

2番 パー4 330ヤード(2)

2番 パー4 330ヤード(1)
ストレートの短いミドル。ティーショットは谷越えで、その谷は狭いフェアウェイとグリーン右サイドに面し、グリーン奥まで接している。距離よりも方向性が重要なホール。

 

8番 パー3 215ヤード

8番グリーン

8番 パー3 215ヤード
距離のある美しいショートホール。グリーン右の深いガードバンカーが効いている。

 

 
9番 パー5 533ヤード

緩やかな打ち下ろしが続く、ほぼストレートのロング。ティーショットの落とし所には木立と背の低いブッシュが迫り、狭い。セカンドショットでは、フェアウェイ左に食い込んでいる池に注意が必要。その池はグリーン左サイドに面しているので、3打とも気を抜けない。


9番 パー5 533ヤード(3)

9番 パー5 533ヤード(2)

9番 パー5 533ヤード(1)

 


 
余談

パース市内より車で30分。パース国際空港より車で45分。距離はメートル表示。ホテル併設。

スコアカードにはビジターは5978ヤードの白ティを使用しなければならないと書いていたが、あまりにも短いので、1番と10番ティー以外は6925ヤードのチャンピオンティーからプレーした。ティーは置いていなかったが、最長のティーグランドからプレーした。メンバーは通常、6452ヤードの青ティーからプレー出来る。

 


ホテル

ホテル

ホテル

ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第20位に選ばれている。ロバート・トレント・ジョーンズJrのオーストラリアでの他のコースはザ・ナショナルGC、オールドコース(同14位)、ハイヤット・リージェンシー・クーラムGC(同31位)、メドウスプリンングスG&CC (同52位)、ケープシャンク・リゾート(同81位)、ニュージーランドではゴルフハーバーCCがある。