ペニンシュラ・キングスウッド CGC、サウスコース
Peninsula Kingswood Country Golf Club (South Course) 

コースデータ
所在地 オーストラリア、ビクトリア州
コース長 6912ヤード、パー72
コースレート 74.0
プレー日 2022年12月9日
設計者 スローン・モーペス
再設計者 マイク・クレイトン、マイケル・クッキング
オープン 1969年
キャディ なし
ゴルフカート あり(FW走行可)
評価
総合評価
4.55
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
6
造形美、景観
5
満足度
4
 

有名なメルボルン・サンドベルト地帯の南端とモーニントン半島の始まりに位置し、ナショナルGC・ロングアイランドコースに隣接する、ノースコースとサウスコースがある36ホールのゴルフ場。以前は1969年開場の以前はペニンシュラCCとして知られていた36ホールを有するゴルフコースは、2013 年にキングスウッドGCと統合しキングスウッドのコースを閉鎖し、4年に渡る大改造を経て2019年に新しいノースコースとサウスコースに生まれ変わった。



1番ホールと後方の海

4番、パー4

公園のような5番、パー4

ノースコースは高低差が大きいが、このサウスコースはよりフラットで、よりホール幅が広くて開放的。手入れの行き届いた外観は公園と間違えられるほどだ。サウスの18ホールのルートはほとんど変わっていないが、18のグリーン、ティグランド、バンカーはすべて造り変えられた。グリーンとバンカーは、より有名な隣接するグリーンに近いスタイルとスケールで構築され、バンカーとグリーンのデザインが再設計され、ティからのポジショニングがより重視されるようになった。4つのパー3は全て印象的。

スコアカード

 
2番 パー4 416ヤード
セカンド地点から大きく左に曲がるミドル。ティショットでは左右にラフと右にウエィストエリアがある。FW右サイドに打つとセカンドでグリーンが狙いやすい。グリーンは全体的に右に傾斜しており、右に1個、奥に2個のバンカーが配されている。
 

2番 パー4 416ヤード(3)

2番 パー4 416ヤード(2)

2番 パー4 416ヤード(1)
 
3番 パー3 213ヤード

3番 パー3 213ヤード(2)

3番 パー3 213ヤード(1)
長いショート。縦長のグリーンの左に1個、左手前に2個、右手前に小さな池がある。グリーン上は受けながらもいくつかの強いコブがある。
 
7番 パー4 323ヤード

7番 パー4 323ヤード
やや右ドッグレッグの短いミドル。FWの右側にウエィストエリアが続く。グリーンは縦に細長く、受けていて、左右のバンカーがグリーン面に食い込んでいる。ロングヒッターは風向きによっては1オンしたい誘惑に駆られるホール。安全に攻略するにはドッグレッグのコーナー近くにティショットを刻むのが良い。
(ティからの写真なし)
 
8番 パー5 563ヤード

8番 パー5 563ヤード(2)

8番 パー5 563ヤード(1)
ほぼストレートの難しいロング。ティショットは緩やかな打ち上げになり、左に2個のバンカー、右にウエィストエリア、左右に木立とブッシュがあり、落し所がタイト。セカンドはやや打ち下ろしで、FWは馬の背の場所もあるので、平らな部分に向かって右サイドに刻むか、馬の背部分を越えていくかの選択肢がある。グリーンは5個のバンカーに囲まれていて、強く受けながらコブもいくつかあるので、パットも難しい。
(ティからの写真なし)
 
9番 パー3 197ヤード

9番 パー3 197ヤード
ティから見るとグリーンは大きく見えるが、グリーン上の半分近くが左と手前に傾斜しているので、その有効面積はコース最小と言える。グリーン右手前は大きなバンカーでガードされており、フェードボールで攻めるプレーヤーに有利なホール。
 
12番 パー4 323ヤード

12番 パー4 323ヤード
やや左ドッグレッグの短いミドル。ティショットは打ち下ろし。左サイドのウエィストエリア越えには210ヤードが必要。グリーンの前部は左右2個のバンカーに挟まれて狭く、奥の面は広がっていて横に長い。ピンが右の場合はFW左側から、ピンが左の場合はFWの右側からセカンドを打つのがベスト。
(ティからの写真なし)
 
13番 パー4 443ヤード

13番 パー4 443ヤード(2)

13番 パー4 443ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットでは右サイドのバンカーがFWに迫り出していているので、フェードボールで攻めるのがベスト。グリーンの左は木立とバンカーでガードされている。
 
14番 パー3 159ヤード

14番 パー3 159ヤード(2)

14番 パー3 159ヤード(1)
チャーミングなやや打ち上げのショート。グリーンは砲台で横に長く4個のバンカーに守られていて、右の面は強く受けていて、左の面は左に傾斜している。ピン位置が左端の時が最も難しく、ボールをグリーン上に止めるショットが求められる。グリーン右手前から右サイドに花道があり、そこからグリーンを狙うのもオプションの1つ。
 
17番 パー3 131ヤード

17番 パー3 131ヤード
短いショート。グリーンの左に大きくて深いバンカーが配され、入れると厄介。強い受けグリーン。短いのでアベレージゴルファーにもバーディ、上級者でもボギーを打つ可能性があるよく考えて設計されているホール。
 
18番 パー4 443ヤード

18番 パー4 443ヤード(2)

18番 パー4 443ヤード(1)
ほぼストレートのタフなミドル。ティショットは10メートルほどの強い打ち下ろしで、グリーンへのベストラインはFWの右サイドからだが、広大なウエィストエリアがFW右側のほとんどまで伸びており、そのベストラインをガードしている。グリーンは受けていて、左右は5個のバンカーに守られている。
 
余談

メルボルン中心地から南東に50分、メルボルン国際空港から南東に1時間20分。プライベートクラブでビジターはメンバー同伴が必要だが、同じ州以外か海外のビジターは、所属クラブの推薦状があればプレーできるがプレー費は高い。メール表示なのでヤードに換算している。ホテル並みの宿泊施設が隣接。クラブ施設、練習場は素晴らしい。



練習場

コテージ


レストラン

ランチ

ランチ

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2021年度オーストラリアでのベスト100コースで24位。オーストラリアには1700ほどのコースがある。

コートヤード・バイ・マリオット・メルボルン

コートヤード・バイ・マリオット・メルボルン

マイク・クレイトンは歴史がある多くのオーストラリアのコースの改造を行っている。 共同設計コースではセントアンドリュース・ビーチGCがある。

Rare Steakhouse Midtown

Rare Steakhouse Midtown

Rare Steakhouse Midtown

プレー前日はメルボルン市内のコートヤード・バイ・マリオット・メルボルン・フラッグスタッフ・ガーデンズ泊まった。午前にノースコースでプレーして、午後サウスコースでプレーした。午前にノースコースでプレーして、午後サウスコースでプレーした。前夜はホテルからほぼ東に徒歩15分のRare Steakhouse Midtownで食べた。都心に3店舗あるステーキハウスで、オージービーフが美味しかった。