ガーデンシティ GC
Garden City Golf Club
コースデータ
所在地 カンボジア、プノンペン
コース長 7258ヤード パー72
コースレート  
プレー日 2017年2月24日
設計者 Weerayudth Phetbuasak
オープン 2013年 
キャディ あり
ゴルフカート あり
評価
総合評価
4.45
コースレイアウト
4
難易度
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
6
造形美、景観
4
満足度
4

フラットな立地に展開する、きれいなパークランドコース。大きくアンジュレーションのあるグリーン、戦略的に配されたバンカーとウォーターハザードが特徴。OUTがINと比べて2、3ストローク難しい。6番から9番ホールは攻め応えがある。パー5は全て個性的で、いくつかのホールで“リスクと報酬”の選択肢があり、プレーヤーにゲームプランを選ばせる。パスパラムのフェアウェイ芝はしっかり管理されていて、絨毯のようだ。グリーンのメンテも良い。コース内の至る所に草花が美しく彩られ、プレーヤーを和ませてくれる。



コースの景観

3番ホールからの景観


9番グリーン

きれいなプラント

きれいなプラント

スコアカード
 
2番 パー5 564ヤード
急な左ドッグレッグ。ティショットは右に池が続き、フェアウェイが狭く右傾斜。セカンドはクリーク越えになり、左の池に注意。グリーン手前の1つバンカーが効いてくる。
 

2番 パー5 564ヤード(3)

2番 パー5 564ヤード(2)

2番 パー5 564ヤード(1)
 
6番 パー4 439ヤード
やや左ドッグレッグの難ホール。ティショットではフェアウェイの真ん中にバンカーが2つあり、スプリット・ファウェイを形成している。左右のフェアウェイどちらも片側は池になり、ティショットが飛べば飛ぶほど落し所が狭くなる。グリーンは砲台で左手前にバンカーが1つ配されている。グリーンは左手前から右奥に斜めに伸びていて、段差が強い2段グリーン。
 

6番 パー4 439ヤード(3)

6番 パー4 439ヤード(2)

6番 パー4 439ヤード(1)
 
7番 パー3 196ヤード

7番 パー3 196ヤード
グリーン左に大きなバンカーがあるショート。グリーンは縦に細長く、グリーンセンターから奥に下っている。ピン位置が奥の場合グリーンオーバーに注意。
 
8番 パー5 604ヤード
左ドッグレッグ。ティからはフェアウェイバンカーにより左右のフェアウェイに分かれ、ロングヒッターの2オン狙いには狭い方の左のファウェイが良い。右のファアウェイの方が広い。ピンまで残り130ヤード地点からファウェイは直角に左に曲がり、左サイドは全て池になる。グリーン手前に1つの巨大バン―カーが横たわり、グリーンはアンジュレーションが強い。
 

8番 パー5 604ヤード(3)

8番 パー5 604ヤード(2)

8番 パー5 604ヤード(1)
 
9番 パー4 444ヤード

9番 パー4 444ヤード(2)

9番 パー4 444ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットでは左は池、右は200ヤードの長いファアウェイバンカーがある。セカンドは池越えでやや打ち上げ。グリーンの左と右手前はバンカーでガードされている。グリーンは縦長で右傾斜。
 
11番 パー5 530ヤード

11番 パー5 530ヤード(2)

11番 パー5 530ヤード(1)
左ドッグレッグ。グリーンの100ヤード手前を池が横切り、セカンドで2オンを狙うか池の手前に刻むかの決断に迫られる。グリーン左右にバンカーが配され、左は池になる。受けグリーン。
 
15番 パー3 176ヤード

15番 パー3 176ヤード
池越えになり、グリーン右にも池がある。グリーンは横に長く、段差の強い2段グリーン。
 
17番 パー5 610ヤード
やや右ドッグレッグ。ティショットは両サイドに池と左にファウェバンカーが1つあり、落し所が狭い。セカンドも両サイドは池になる。グリーン左手前は1つのバンカーでガードされている。
 

17番 パー5 610ヤード(3)

17番 パー5 610ヤード(2)

17番 パー5 610ヤード(1)
 
余談

プノンペンから車で30分、空港から50分。



キャディ

ホテル・レストラン

ランチ

IMGが運営しているゴルフ場で、ホテル併設。ホテルの料理は美味しく、ホテルの部屋からのコースの景観は素晴らしい。トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.com)の2016年度カンボジアで第4位のベストコース。カンボジアには現時点で8コースある。



ホテル

ホテル

部屋からの眺望

設計者のWeerayudth Phetbuasak氏はタイの陸軍の現役少将。彼のタイでの作品はスワンG&CCシーパインGC、ナライヒルGR、サー・ジェイムスCC、がある。カンボジアではフォキトラーCCの設計者。