ウェストヒル ゴルフクラブ
West Hill Golf Club

ヒースランドコース。スコットランドのカーノスティGCのプロが１１０年前に造って以来、最近のバンカーの手直しと３０００本に及ぶ木の伐採以外は改造されていなく、開場時の姿のままである。１８ホールが１つのループになり１０番ホールで折り返すクラシックなルーティング。アンジューレションのある砂地の土地に松、樺の木々とヘザーがホールに並ぶ。６５００ヤードに満たないので距離はないが、パー３が５個、パー５が２個だけのパー６９なので、結構手強いコースと言える。良いスコアで上がるのには５個あるパー３を上手く攻略する必要があるのと、ティショットを曲げないことが大切になる。コースコンディションはとても良く、グリーンは高速。

クラブハウスからの景観

２番ホール脇を走る電車

７番グリーンの景観

やや左ドッグレッグの長いミドル。ティショットはブラインドの打ち下ろしで、左サイドはブッシュとヘザーのラフがあるが、FWセンター左に打てば下り勾配で距離が稼げる。セカンドはクリーク越えでグリーンの左サイドと奥にブッシュとクリークが配されている。グリーンは左に傾斜しているのでグリーン左からの寄せは難しい。

緩やかな打ち上げで、FWは少し蛇行しているがほぼストレートホール。ティショットは一見狭く見えるが実際は広い。ロングヒッターは左右の木々が迫っていて落し所は狭い。セカンドはピンの先端しか見えないセミブラインド。グリーン左サイドのOBゾーンは浅い。

右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットでは右前方の木々がスタイミーになるので、２４５ヤード先の左サイドのバンカー狙いか、ロングヒッターはそのバンカーからのフェードショットが要求される。グリーンは木立に囲まれ、左から右に傾斜していて、右サイドからの寄せとパットは上りになるので簡単。

右ドッグレッグ。ティショットはクリークとラフ越えの打ち下ろしで、左右にバンカーはあるがFWは広い。セカンドはグリーンの７０ヤード手前の右サイドにバンカーがあり、落し所が狭い。グリーンは左サイドと手前のバンカー、右サイドの木立とブッシュにガードされている。グリーンは少し右傾斜。

ストレートの長いミドル。ティショットでは左サイドのOBゾーンは浅く、２８０ヤード先にクロスバンカーがある。グリーンはハザード越えでグリーン面は見えない。グリーンのすぐ左にOBゾーンとブッシュがあり、右手前に深いバンカーが配されている。各ショットでグリーン後方の美しいクラブハウスが望める。