パンライン GC
Pun Hlaing Golf Club

コースデータ
所在地 ヤンゴン、ミャンマー
コース長 7012ヤード パー72
コースレート  
プレー日 2016年5月4日
設計者 ゲーリー・プレーヤー
オープン 2000年
キャディ あり
ゴルフカート あり (フェアウェイ乗り入れ可)
評価
総合評価
4.50
コースレイアウト
4
難易度
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
満足度
5

ライ河とパンライ河の間のきれいなデルタ地に展開する、フラットな戦略コース。各ホール、両側に背の高い木々に立ち並び、あるいは片側に川、池が配され、グリーン周りもバンカーや池でしっかりガードされているので、難易度は高い。ドッグレッグホールも多く、フェアウェイは広いが距離があるとか、フェアウェイはタイトだが距離が短いとかのメリハリが良く、グリーン、フェアウェイ状態とも素晴らしい。



コース周りの高級住宅

コース内を闊歩する鳥

1番ティ横の花ツリー(後列左端が筆者)

スコアカード
 
2番 パー4 452ヤード

2番 パー4 452ヤード(2)

2番 パー4 452ヤード(1)
左ドッグレッグの難ホール。フェアウェイ左にクリークが走り、そのクリークはグリーン手前100ヤード前後を斜めに横切り、グリーン右サイドに抜けている。グリーンは45ヤードの縦長で、グリーン左右にバンカーが配されている。
 
4番 パー5 516ヤード

やや右ドッグレッグ。ティショット、セカンドともに右の池に注意。グリーンは右に振られていて、その前面は石壁になり手前の池に面する。短いロングだが、ロングヒッターの簡単な2オンを許してくれない。グリーン左に2つ、奥にも2つのバンカーがある。

 

4番 パー5 516ヤード(3)

4番 パー5 516ヤード(2)

4番 パー5 516ヤード(1)
 
6番 パー3 177ヤード

横から望む6番グリーン

6番 パー3 177ヤード
池とバンカー越えのショート。グリーン右サイドは池に面する。少し受けグリーン。
 
7番 パー4 490ヤード

ストレートで、狭くてとても長いミドル。ティショットでは左のOBラインは浅く、右にはクリークが走る。縦長のグリーンの左サイドは池に面していて、左にはガードバンカーが待ち構える。2段グリーン。このホールでのパーはバーディの価値があるほど難しい。

 

7番 パー4 490ヤード(3)

7番 パー4 490ヤード(2)

7番 パー4 490ヤード(1)
 
10番 パー4 416ヤード

10番 パー4 416ヤード(2)

10番 パー4 416ヤード(1)
ほぼストレートホール。ティショットは右のクリークが効いてきて、セカンドはグリーン右のハザードと左の2つのガードバンカーが効いてくる。グリーンは縦に細長い。
 
11番 パー5 573ヤード
両サイドにクリークが走る左ドッグレッグ。セカンドはフェウェイ中央にある3つのフェアウェイバンカーに注意。サードは池越え。グリーン手前から左は池に面して、グリーン右にはバンカーがある。
 

11番 パー5 573ヤード(3)

11番 パー5 573ヤード(2)

11番 パー5 573ヤード(1)
 
12番 パー4 174ヤード

12番 パー4 174ヤード(2)

12番 パー4 174ヤード(1)
池越えのショート。グリーン周りには4つのバンカーが配されている。
 
18番 パー4 488ヤード
ほぼストレート。ティショットは左に2つあるフェアウェイバンカーが効いている。ティショット、セカンドともに左右に走るクリークに注意。サードショットはアイランドグリーンに打つ。グリーン手前はガードバンカーがあり、グリーンは中央に尾根が走り左右に下っている。
 

18番 パー4 488ヤード(3)

18番 パー4 488ヤード(2)

18番 パー4 488ヤード(1)
 
余談
ヤンゴン市内、ヤンゴン国際空港とも車で1時間。ミャンマーではまだまだ戸建ての高級住宅が少ないが、このコースの周りには多くある。各国の大使、ミャンマー進出の外資大手企業の社長クラスが住んでいると聞く。

キャディ

シェフ

ランチ

19世紀半ばミャンマーは英国領だったこともあり、1909年にゴルフ場が誕生し、ゴルフ場は130以上を数える。ただほとんどが9ホールのコースで、18ホールは10コースほどしかない。



シュエダゴン・パゴダ

シュエダゴン・パゴダ

シュエダゴン・パゴダ

 プレー前日はヤンゴンで定番観光スポット、ミャンマー仏教の総本山シュエダゴン・パコダに行った。100メートルの高さ、大きさ、美しさは圧倒される。金箔で輝く寺院はライトアップされた夜に行けば、お釈迦の国に来たような気分になる。生まれた曜日によって自分の神様があり、地元の人は自分の神様の前で拝むのだそうだ。もう一つユニークなのが居並ぶ仏像を背後から照らすLEDの後光。一昔前はろうそくで後光をだしていたが、近年はカラフルな光が明滅するネオンをミャンマーでは用いている。このほうが視覚的により理解しやすいかもしれない。