シンガポール・アイランドCC、サイムコース
Singapore Island Country Club (SICC) - Sime Course

コースデータ
所在地 シンガポール
コース長 6581ヤード、パー72
コースレート 720.7
プレー日 2005年11月23日
設計者 不明
オープン 1923年
キャディ あり
ゴルフカート あり
評価
総合評価
3.20
コースレイアウト
3
難易度
3
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
3
 

100年の歴史を有するシンガポール屈指の名門クラブで、隣接してブキットコースがあり、大きな貯水池の対岸には、ニューコースアイランドコースとが同じように互いに隣接しており、合計4コースのチャンピオンコースを有する。このサイムコースは丘陵・林間コース。自然の地形を活かした設計で、アップダウンのきついフェアウェイが続き、ブラインドホールも多い。



クラブハウスからの景観

8番ホールからの景観

8番グリーンの景観

 
4番 パー4 211ヤード

4番 パー4 211ヤード(2)

4番 パー4 211ヤード(1)
距離のあるショートホール。打ち下ろしになり、グリーン右に外すと、傾斜で下までボールが転がるので、返しのアプローチの距離感が難しくなる。
 
6番 パー5 495ヤード

6番 パー5 495ヤード(2)

6番 パー5 495ヤード(1)
右ドッグレッグの短いロングホール。ティショットは右前方の高い木立により、フェードボールを要求される。セカンドショットは少し打ち下ろしで、サードショットは強い打ち上げになる。ティショットの落とし所は左から右に傾斜していて、セカンドはつま先下がりからのライになるので、スライスボールになりやすく、注意が必要。
 
7番 パー4 427ヤード

7番 パー4 427ヤード(2)

7番 パー4 427ヤード(1)
左ドッグレッグの難ホール。ティショットは打ち下ろしになり、フェアウェイは狭い。セカンドショットは打ち上げになり、距離感が難しい。グリーンは馬の背で、パットも難しい。
 
8番 パー4 374ヤード
池に沿って強く右ドッグレッグしている、名物ホール。ティショットではフェアウェイが狭いため、落とし所が難しく、そのフェアウェイも池に傾いている。フェアウェイ右サイドにティショットを運ぶと、セカンドショットでは、前方の大きな木立がスタイミーになる。グリーン右のポットバンカーと左の池に注意が必要。このホールは戦略性が豊かであると同時に絵のように美しい。
 

グリーンから望む8番ホール

8番 パー4 374ヤード(2)

8番 パー4 374ヤード(1)

 
16番 パー5 564ヤード

16番 パー5 564ヤード(2)

16番 パー5 564ヤード(1)
左ドッグレッグ。ティショットを右サイドに運ぶ必要があり、左サイドではセカンドショットで前方の木立がスタイミーになる。セカンドショットは豪快な打ち下ろし。グリーンの右はバンカーでガードされていて、グリーンは受けている。
 
余談

イグワナに遭遇

車でシンガポール中心地から10分、シンガポール空港からタクシーで20分程。プレーにはメンバー同伴が必要で、メンバーだけがプレー代、カート代、飲食代を支払うことが出来て、ビジターはクラブ側に直接支払うことが出来ない。メーター表示なので、注意が必要。クラブハウスにはサウナ完備。

プレー中に大きなイグワナに遭遇した。フェアウェイを闊歩した後、木に登り始めた時は驚いた。