ウォーレン G&CC
Warrren Golf & Country Club

コースデータ
所在地シンガポール
コース長6916ヤード  パー71
コースレート73.2
プレー日2007年6月6日
設計者ロビー・ネルソン、二―ル・ハワース
オープン1999年
キャディなし
ゴルフカートあり (ビジター強制、フェアウェイ乗り入れ可)
評価
総合評価
3.80
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
3
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
 

クラブハウスからの景観
湿地帯に展開するフラットなコース。貯水地を借景にして、川、池が適度に絡み、バンカーの配置がすばらしいコース。平坦ながらフェアウェイには無数のマウンドが施され、いろいろなライからのショットの技量を試される。幾つにも重なり合う川の本流、支流をいくつかのホールにおいて、うまく生かした設計で、これらの川が戦略性と美的景観を高めている。グリーンの形状に特徴があり、2段、3段グリーンは当たり前で、その上大きくうねっているので、パットは難しくなる。


11番グリーンの景観

15番ティーから望む川

コースでよく見かける野鳥

 
2番 パー5 538ヤード

2番 パー5 538ヤード(2)

2番 パー5 538ヤード(1)
右に池が続く、やや右ドッグレッグのホール。セカンドショットが飛べば飛ぶほど、左の一連のバンカーと、右の池により、落とし所が狭くなってくる。グリーンは2段。

 
3番 パー4 452ヤード
やや左ドッグレッグの距離のあるミドル。ティショットでは右の池が効いてくる。グリーン左のOBは浅いので引っ掛けには注意が必要。グリーンは大きな段差がある2段。


3番 パー4 452ヤード(3)

3番 パー4 452ヤード(2)

3番 パー4 452ヤード(1)

 
6番 パー4 349ヤード

6番 パー4 349ヤード(2)

6番 パー4 349ヤード(1)
やや左ドッグレッグの短いミドル。ティショットは打ち下ろしになり、飛べば飛ぶほど、右の池、左のバンカー群で落とし所が狭くなっている。グリーン手前と右サイドは池に面している。
 
7番 パー3 197ヤード

7番 パー3 197ヤード(2)

7番 パー3 197ヤード(1)
少し打ち下ろしの川越えのショート。グリーン手前をガードしている2つのバンカーは深い。

 
12番 パー4 428ヤード

12番 パー4 428ヤード(2)

12番 パー4 428ヤード(1)
やや左ドッグレッグのホール。ティショットでは左の川、右の池に挟まれたフェアウェイに打っていく。右フェアウェイバンカーはティから240ヤードで入る。グリーン左サイドはバンカーでガードされている。

 
13番 パー5 618ヤード

13番 パー5 618ヤード(2)

13番 パー5 618ヤード(1)
左に川が走る、ストレートの長いロング。ティショットでは左の川、右のバンカーが効いてくる。ティショット、セカンドとも落とし所が狭い。サードショットはグリーン右サイドの深いバンカーを避けるべき。グリーンは50ヤードの縦に細長い。真ん中が低く3面になっているので、たとえパーオンしても、ピンから遠いとパットが難しくなる。 
 

グリーンから望む13番ホール

13番 パー5 618ヤード(4)

13番 パー5 618ヤード(3)

 
14番 パー3 163ヤード

14番 パー3 163ヤード
池越えの美しいショート。グリーン前面の池だけでなく、グリーン左の川にも注意が必要。グリーンは横長で、右面が少し高い、2段になっている。
 
15番  パー5 494ヤード

15番 パー5 494ヤード(2)

15番 パー5 494ヤード(1)
ティショットは川越の、2オン可能な短いロング。ティショットの落とし所のフェアウィイは2つの川の間にある。セカンドショットを刻む場合は、左の川、右の一連のバンカーにより落とし所が狭い、グリーンは縦に細長く、グリーン左に走る川が効いている。


横から望む15番グリーン

2つの川に挟まれたファアウェイ

 
18番 パー4 460ヤード
やや右ドッグレッグの距離のあるミドル。グリーンは砲台で、手前をガードしている2つの深いバンカー効いている。ティショット、セカンドとも距離と正確性が要求されるホール。 
 

18番 パー4 460ヤード(3)

18番 パー4 460ヤード(2)

18番 パー4 460ヤード(1)

 
余談

オーチャード通りから車で25分。シンガポール空港からタクシーで40分程。距離はメーター表示。平日に限りビジターだけのプレーは可能、土、日はメンバー同伴が必要。ボーリング場、室内テニスコート、プール、ジム(フィトネスセンター?)など施設が充実。フルバックティのゴールドティーは置いていなかったが、1番と10番ホール以外はそのティーグラウンドからプレーした。

ロビー・ネルソン、ロドニー・ライト、二-ル・ハワース設計での他のアジアのコースは、インドネシアではバリG&CC、マレーシアではクアラ・ルンプールG&CC、シャン・シュイ(山水)G&CCティアラマラッカG&CC、中国では世界第2の高地に位置するジェード・ドラゴン・スノーマウンテン(玉龍雪山)GCシリー(西麗)G&CC深圳GCセンチュリー・シービュー(世紀海景)CC、広州仙村国際CC、上海太陽島GC昆山太陽島GCシャーシャン(佘山)国際GCパームビーチ(粽櫚海景)GC海寧尖山(レイクヒル)GC・ドラゴンコース新天鴻名人GR青島華山CCなどがある。