エルスクラブ、ドバイスポーツシティ
The Els Club – Dubai Sports City

砂漠のリンクスコース。内陸部のなだらかな高低差がある砂丘に展開して、コースの周りは宅地、高層マンションに囲まれている。各ホールが砂丘（砂地のウェストエリア）で完全にセパレートされ、OUTとINの２つのループがあり時計回りに進んで行き、７番ホールと１５番ホールで交差する。その２つのホールにだけ２箇所ある池が絡んでくる。グリーンは全て砲台で、グリーンの傾斜は大きくうねっていて、真っすぐのパットのラインはほとんどない。グリーンを外した時のピッチショットの精度が要求され、アプローチでグリーン反対側のバンカーまで転がり落ちたり、グリーンをいったりきたりするのを避けなければならない。

３番、パー４

１３番、パー５

１８番、パー５

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合計６１個あるバンカーは美しくコースと一体化しているが、随所で効いてくる。FWは広いが、ほとんどのグリーンは斜めに置かれているので、グリーンを狙うショットでのベストアングルはFW左右どちらかに毎回限定される。全てのパー４、パー５はドッグレッグしていて変化がある。９番、１０番、１１番の３ホールがこのコースのアーメンコーナー（難関ホール）と言われている。パー４に長くてタフなホールが多い。パー３は視覚的にはそれほど印象的ではないがプレーして面白い。グリーン高速で転がりも素晴らしく、FWの状態も良い。

強い左ドッグレッグ。ティショットでは、左コーナーは7個のバンガーが集まって配されている。ロングヒッターは2オン可能だが、バンカーに入らないようにバンカーすれすれのFWにドローボールで攻める必要がある。FWの右サイドは広くアベレージヒッターには安全に打てるが、遠回りになり、セカンドでグリーン１２０ヤードのFW真ん中にあるクロスバンカーが効いてくる。グリーンは斜めの形状で、３個のバンカーで守られているが、グリーンを外すとすれば右サイドが良い。グリーンは真ん中が高くて、左奥と右前へ下り傾斜。

左ドッグレッグのチャレンジングなミドル。ティショットでは左コーナーに３個、右サイドに２個のバンカーがある。グリーンは斜めの形状で、左サイドに大きなマウンドがあり、グリーン上には２つのコブでいくつかの傾斜が施されている。