# 過去4カ月ハノイ市ほとんど毎日晴天がなく雨天が続く異常気象だったようだ。その影響でプレー時での実際のコンディションの評価ではグリーンが”3”、フェアウェイが”3”と悪かった。キャディマスターと同伴メンバープレーヤーに聞き、通常のコンディションを推測した。 |
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切り立った石灰岩(奇岩)のふもとをたどるゴルフ場で、フェニックス(ロナルド・フリーム作)、ドラゴン(佐藤健太郎作)、チャンピオン(ソン・ホー作)の3コース54ホールある。世界遺産のハロン湾の石灰石でできた奇岩が、そのまま海の上から陸の上に移動したようにいくつも聳え、あたかも陸のハロン湾と錯覚するぐらい見応えがある。まるで水墨画の世界でプレーしているように感じるであろう。3コースともアップダウンがある丘陵コース。
今回プレーしたフェニックスは比較的フラットな立地に展開していて、レイアウトの良さは平均的。但し、世界遺産のハロン湾の奇岩が、そのまま海の上から陸の上に移動したようにいくつも聳え、あたかも陸のハロン湾と錯覚するぐらい見応えがある。今回メンテナンスの日と重なってプレーできなかったチャンピオンコースはこれらの奇岩が多くのホールでより迫っていて、相当チャレンジグのレイアウトのようだ。
ドラゴンコースも景観が素晴らしいと聞く。
スコアカード |
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左ドッグレッグのミドル。ティショットでは左コーナーにある2つのバンカーが効いてくる。グリーン右手前と右にバンカーが配されている。受けグリーン。セカンド時点から望む幾つも重なり合う奇岩の景観は素晴らしい。
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左ドッグレッグのロング。ティグランドからグリーンまで左はハザードが続く。セカンドは川越えになり、左右に配されたバンカーに注意。グリーンは縦長で真ん中が少し凹んでいながら奥にも下っている。
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池越えの短いショート。グリーン手前の池と背後に聳え立つ奇岩の景観がこのホールを魅力的にしている。浮島グリーンだがグリーンは大きく距離がないのでプレー自体は易しい。 |
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左ドッグレッグの難ホール。ティショットは少し打ちおろしになり、左に流れる川に注意。グリーンはその川の反対側に振られて、グリーンの右は川に面し、左はバンカーでガードされている。グリーンは奥に下っている。
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クリーク越えの距離のあるショート。クリークはグリーン手前から右サイドに抜けている。グリーン両サイドにバンカーが配され、グリーンは41ヤードの縦長で手前半分は強く受けている。
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ストレートで長いミドル。パーオンするためにはティショットでしっかり距離を稼ぎたい。グリーンは少し砲台で手前から右にかけて1つの大きなバンカーがガードしている。左右の2段グリーンで右面が高い。 |
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ハノイ中心地から車で1時間15分。ハノイ空港から車で1時間40分。ホテルがクラブハウスと繋がっている。韓国資本のゴルフ場なのでレストランでの食事は韓国料理が多い。味は普通。
プレー前夜、ハノイの旧市街にある大教会から徒歩1分の、ポルト・ダンナム(Porte d’ Annam)で食事をした。伝統家具とコロニアム様式が混在した店内で、ベトナム料理にフレンチのティストが少し加わっていて美味しかった。ユニークなのは店の造りで、旧市街特有の、間口が狭く奥に長い。
他のベトナムでのロナルド・フリィーム設計コースは。シーリンクG&CC、 ロンタンGC・レイクコース、ドラゴンフェニックスGC、チョンサン・ビナGCがある。
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2番 パー4 436ヤード(2)