天津盤山 ゴルフクラブ、A・Cコース
Tianjing Panshan Golf Club (A&C Course)
天津盘山高尔夫俱乐部 (A・C)

コースデータ
所在地 中国、天津
コース長 7145ヤード パー72
コースレート 73.9
プレー日 2019年7月8日
設計者 陳川源
オープン 2011年
キャディ あり
ゴルフカート あり
評価
総合評価
4.40
コースレイアウト
4
難易度
#5
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
#5
満足度
4
#A・Bコースをプレーしたとしての評価

観光地で有名な盤山の麓に展開する丘陵コース。A・B・C・Dの各9ホールあったが、現在Dコースは使われておらず、27ホールのゴルフ場。トーメントはA・Bコース(7244ヤード)で行うが、Cコースも悪くない。A・Bコースはコース内に5000本ほどの果物の木を植え、柿、桃、クルミ、スモモ、リンゴ、梨の林がコース内に点在する。Cコースは池の間を縫って進み、9ホール中8ホールで池が絡む。総じて美しく、チャレンジングなコースである。



3番ティからの景観


4番、パー4

10番グリーン

スコアカード

 
2番 パー5 500ヤード

ほぼストレートの林に囲まれた短いロング。左サイドにOBゾーンが続き、FWはタイト。セカンドは打ち下ろしなので2オン可能。グリーンは奥行きがあまりなく、手前と左サイドはバンカーでガードされ、グリーン周りのOBゾーンも浅い。

 

2番 パー5 500ヤード(3)

2番 パー5 500ヤード(2)

2番 パー5 500ヤード(1)
 
3番 パー3 135ヤード

3番 パー3 135ヤード(2)

3番 パー3 135ヤード(1)
打ち下ろしで谷越えの短いミドル。グリーンは森の中にあり、1つのバンカーに囲まれている。グリーン面の4分の1にあたる左前部分が窪んでいる。
 
5番 パー4 429ヤード

5番 パー4 429ヤード(2)

5番 パー4 429ヤード(1)
打ち下ろしていくやや右ドッグレッグの難しいミドル。ティショットでは左サイドのOBと2個のバンカー、右サイドにハザードがあり、FWは狭い。グリーンは強い砲台で、手前と右サイドの池と左右手前の深いバンカーでガードされている。段差の強い2段形状で、グリーンオーバーはすぐハザードになる。
 
6番 パー3 181ヤード

チャレンジングなショート。グリーンは砲台で、縦に細長い傾斜の緩やかな3段形状。グリーンの手前と左サイドはバンカーと池に囲まれ、左手前にバンカーがある。

 

横から見るグリーン

6番 パー3 181ヤード(2)

6番 パー3 181ヤード(1)
 
7番 パー4 400ヤード

7番 パー4 400ヤード(2)

7番 パー4 400ヤード(1)
ストレートホール。ティショットは緩やかな打ち下ろし。セカンドは谷越え。グリーンは右が低い左右の2段形状で、手前のバンカーが効いている。
 
8番 パー5 547ヤード

セカンド地点から左に曲がるロング。セカンドでは左手から池がFWに食い込んでいて、池の手前に刻むか越えていくかの決断に迫られる。グリーンは少し砲台の受けグリーン。左手前に池が配され、7個のバンカーにも守られている。

 

8番 パー5 547ヤード(3)

8番 パー5 547ヤード(2)

8番 パー5 547ヤード(1)
 
11番 パー5 583ヤード

11番 パー5 583ヤード(2)

11番 パー5 583ヤード(1)
右ドッグレッグの長いロング。ティショットは落し所が狭い。セカンドでは谷と池を越えていくか、手前に刻むか決断に迫られる。グリーンは左手前の大きなバンカー、左サイドと奥のハザードでガードされている。
(セカンド地点の写真なし)
 
14番 パー4 389ヤード

14番 パー4 389ヤード(2)

14番 パー4 389ヤード(1)
強い右ドッグレッグ。ティショットは谷越えになり、左サイドにバンカー、右サイドには縦に長いバンカーと谷がある。グリーンは少し砲台の2段形状で、右半分はブッシュのハザードに囲まれている。
 
17番 パー3 251ヤード

17番 パー3 251ヤード
少し打ち上げの距離の長いショート。グリーンの左サイドのOBラインは浅い。グリーン周りには7個のバンカーが配されているが、奥の3個のバンカーは効いていない。受けグリーン。山を背景にした良いホールだが、とてもチャレンジング。
 
余談

天津市中心部、天津空港からどちらも北に1時間半、北京中心部から東に1時間30分。プライベートクラブだが、ビジターのプレーは可能。唐華リゾートホテルとコンファレンスセンターを併設。



唐華リゾートホテル

キャディ


レストラン

ランチ

設計者の陳川源はマレーシア人。


パンパシフィック天津


パンパシフィック天津

ホテル前の海河


燕春楼飯荘


燕春楼飯荘

燕春楼飯荘

プレー前夜はパンパシフィック天津に泊まった。ホテルからコースまで北に1時間25分。夕食はホテルから徒歩3分の燕春楼飯荘で食べた。