Fukuoka Country Club (Wajiro Course)

福岡カンツリー倶楽部、和白コース
Fukuoka Country Club (Wajiro Course)

コースデータ

所在地	福岡県
コース長	６６０７ヤード　パー７２
コースレート	７２．１
プレー日	２０１９年１２月４日
設計者	保田与天
オープン	１９５３年
キャディ	あり
ゴルフカート	あり（FW乗り入れ可）

評価

総合評価	4.50
コースレイアウト	5
難易度	3
グリーンコンディション	5
フェアウェイコンディション	5
造形美、景観	4
満足度	6

アップダウンが激しい丘陵コース。福岡CCは１８ホールしかなく、和白コースで親しまれるのは和白という地区に立地するため。福岡県内で２番目に古いコース。OUTは立花山を望む丘陵地に広がり好スコアが期待できる。INは博多湾を見下ろし難関ホールが続く。谷越え、池越えがあり、強いアップダウンとブラインドホールに加え、多くのホールは左右に振られているので、プレーヤーの技術を試されるコースで、距離はそれほど長くないが、落し所は限定される。個性的なホールが多く、戦略性の高いコースで、プレーしてとても面白い。パー４は長短のバラエティーがあり、似ているホールが一つもない。グリーンは小さく砲台で、短いミドルでもラフからのセカンドはパーオンしにくい。コースメンテナンスも素晴らしい。１９７３年から１９８２年までは男子プロ、２０１２年からは女子プロのトーナメント、２０１６年から国内シニア・ツアーを毎年開催。

クラブハウスからの景観

１番ホールから臨む博多湾

２番ティから臨む博多湾

７番、パー３

メタセコイアの紅葉

スコアカード

３番　パー４　４５４ヤード

やや左ドッグレッグの激しい打ち下ろし。ティショットは住宅地を見下す豪快な打ち下ろし。セカンドも打ち下ろし。グリーンは受けていて、左に２個と右に１個のバンカーが配されている。

３番　パー４　４５４ヤード（３）

３番　パー４　４５４ヤード（２）

３番　パー４　４５４ヤード（１）

４番　パー５　５５４ヤード

左に曲がってから右に曲がる、ダブルドッグレッグのロング。ティショットはフラット、セカンドは打ち下ろし、サードは打ち上げ。ティショットは左右の林、セカンドは左右のバンカーが効いてくる。グリーンは縦に長く、３個のバンカーでガードされている。

４番　パー５　５５４ヤード（３）

４番　パー５　５５４ヤード（２）

４番　パー５　５５４ヤード（１）

５番　パー４　２９０ヤード

５番　パー４　２９０ヤード（２）

５番　パー４　２９０ヤード（１）

やや右ドッグレッグのとても短いミドル。少し打ち下ろしで、１オン可能なホール。ティショットで右の林を打ち込むとボギー以上になる可能性が高い。ティショットを刻む場合セカンドは少し打ち上げ。縦長のグリーンは馬の背で、左手前と右にバンカーがあり、右サイドは急な下り傾斜のラフと林になる。‟リスクと報酬”ホール。

６番　パー４　３２３ヤード

６番　パー４　３２３ヤード（２）

６番　パー４　３２３ヤード（１）

正面に立ち花山を望む左ドッグレッグの短いミドル。ティショットは池越えで少し打ち上げ。セカンドは強い打ち上げ。グリーンは横長で傾斜がきつく、手前は急な下り斜面になる。距離の割には難易度が高いホール。

９番　パー４　３４４ヤード

９番　パー４　３４４ヤード（２）

９番　パー４　３４４ヤード（１）

右ドッグレッグの短めのミドル。ティショットはセンターよりやや左サイドに打つのが良い。セカンドがきつい打ち上げ。グリーンは縦長で、右サイドに２個、奥に１個のバンカーでガードされている。右バンカーのすぐ右はOBゾーンになるので要注意。

１２番　パー３　１５０ヤード

１２番　パー３　１５０ヤード（２）

１２番　パー３　１５０ヤード（１）

チャレンジングな池越えのショート。グリーンは右手前から左奥に斜めに細長く、真ん中の段が高い３段形状。手前から左サイドは３個のバンカーでガードされ、左奥にもバンカーが配され、奥のOBゾーンは浅い。

１３番　パー４　３４２ヤード

１３番　パー４　３４２ヤード（２）

１３番　パー４　３４２ヤード（１）

右ドッグレッグの狭くて短めのミドル。ティショットは正確性が要求される。セカンドは緩やかな打ち上げ。グリーンは斜めに長く３個のバンカーに囲まれている。

１５番　パー４　４３０ヤード

１５番　パー４　４３０ヤード（２）

１５番　パー４　４３０ヤード（１）

緩やかな打ち下ろしの急な右ドッグレッグ。ティショットでは真ん中に楠があるがFWは広い。グリーンは縦長で受けていて、３個のバンカーと右サイドの林に守られている。グリーン右サイドのバンカーは特に深い。

１７番　パー４　３８９ヤード

１７番　パー４　３８９ヤード（２）

１７番　パー４　３８９ヤード（１）

博多湾を見下ろしながら打っていく左ドッグレッグ。ティショットは強い打ち下ろしで、FWは左傾斜。左サイドの林が迫っていて、左にOBゾーンもありティショットが難しい。グリーンは少し砲台で２個のバンカーでガードされている。女子プロの試合では３４５ヤードの短いティを使い、ティショットで左サイドの松の木立越えを狙わせる。ショートカットはOBゾーンが近くにあるのでリスクを伴うが、飛ばし屋のプロが成功すれば、残り５０ヤードほどの距離になる。

１８番　パー５　５１０ヤード

緩やかな上りの右ドッグレッグ。ティショットでは右サイドのOBゾーンは浅いのでセンターより左サイド狙いが良い。セカンドはきつい打ち上げのセミブラインド。グリーンは円形の砲台で、右サイドと奥は深いバンカーでガードされている。