見事な枝ぶりがある松林の中にセパレートされた、ほぼフラットなシーサイドコース（海は育った松林で見えない）。海だけでなく宮崎空港にも隣接している。コースは大きなアップダウンもなく、ゆったりレイアウトされているが、左右の林と深いラフがFWを狭めていて、ティショットが曲がるとセカンドからピンを狙うのは難しくなる。時計周りに進んで行くOUTは松林のためティショットの狙いにくいホールが多い。時計の反対回りのINは海岸線に沿ったホールが多く、OUTと同様左右の松林とラフに注意。全体的にシーサイド特有の細かなアンジュレーションと吹き抜ける海風に影響を受ける。グリーン周りはバンカーが効いていて難しく、花道も狭いホールが多い。各ホールはバライティに富み、歩きのプレーでの全ホールのルーティンの繋がりも良く、プレーして楽しい。

４番、パー４、セカンド地点

６番グリーン

１０番、パー４

スコアカード

ほぼストレートの距離のあるロング。ティショットは少し打ち上げでFWは広い。セカンドは少し打ち下ろし。グリーンは縦に長く受けている。

海に向かって打っていく（海は見えない）、緩やかな打ち下ろしチャレンジングなミドル。ほぼストレート。ティショットではFWはきつい右傾斜なので、左半分狙いが良い。セカンドも風の影響を強く受けるので、正しいクラブ選択が必要。グリーンは横に長く左右手前に深いバンカーが配されている。グリーンは手前から速く、スピンの効いた打球でないと後方のラフにこぼれ易いので注意。

強い左ドッグレッグ。ベストルートは左バンカー越えだが２５０ヤード超のキャリーボールが必要。安全に攻めるにはそのバンカーの右サイドのFWセンター狙い。グリーンはやや砲台で強く受けていて、奥からのパットはとても速いので手前から攻めたい。

左ドッグレッグの短いロングで左右の松林が随所で効いてくる。ティショットで左コーナー越えの距離が出るショットが打てれば、２オン可能。但しグリーン手前左右３個のバンカーでガードされ、簡単な２オンを阻んでいる。セカンドを刻む場合はFWの右半分に打つのが良い。グリーンはお椀型のほぼ円形で、左に傾斜している。

太平洋に沿って伸びるストレートの短いロング。海は見えないが潮騒は聞こえる。ティショット、セカンドともに左は松林で、右のOBゾーンは浅い。ティショットでは右サイドのバンカーが効いてくる。グリーンは縦に細長く、３個のバンカーでガードされ、左サイドのバンカーは深いため、右から堅く攻めたい。このホールも風のジャッジがポイントになる。

距離の長い上り右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットは少し打ち下ろしでセカンドは打ち上げ。ティショットでは右サイドのバンカーが効いていて、FWはタイト。グリーンは縦長で上り傾斜の強い２段グリーン。グリーン左右にバンカーがあり、右バンカーは特に深い。ピン位置が奥の段に切られると、手前の段からは３パットのリスクが高いので、アプローチショットは奥の段につけたい。