ケラブ・ゴルフ・パーヒッドマタン・アワム、レーク・ヒルコース
Kelab Golf Perkhidmatan Awam, Lake & Hill Course

コースデータ
所在地マレーシア、セランゴール州
コース長6541ヤード、パー72
コースレート72.9
プレー日2003年7月18日
設計者ロナルド・フリーム
オープン1999年
キャディなし
ゴルフカートあり
評価
総合評価
3.50
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
2
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
4

2002年度、サウジャナGCを除いたゴルファーの統計にてマレーシアで最も難しいコースに選ばれた。ただバックティからは6500ヤード台なので距離が短い分、それほどまでには難しくない。しかしその分、戦略性が十分な造りになっていて、またグリーン面積も小さくしかも砲台なので、正確なアイアンショットが要求される。間違いなくチャレンジしがいのある上級者向けのコース。27ホールあるが、今回プレーしたレーク、ヒルコースがチャンピオンコース。中でも前半のレイクコースの方が距離が長い分、後半のヒルコースと比べて難しかった。熱帯雨林の美しさ、起伏のある地形や池を巧みに生かしたレイアウトが特徴。
  
2番 パー3 195ヤード

池越えの景観の美しいショートホール。
難しいホールだが、池の周りを取り囲むようにあるピンク色の蓮の花が心を和ませる。

2番 パー3 195ヤード
2番 パー3 195ヤード
  
5番 パー4  441ヤード

右ドッグレッグの豪快な打ち下ろし。
フェアウェイ右側とグリーン左サイドのウォーターハザードがこのホールを戦略性豊かにしている。

2番 パー3 195ヤード
5番 パー4 441ヤード
  
8番 パー5  484ヤード

右サイドの大きな池を囲むように直角に曲がっている豪快な打ち下ろしの右ドッグレッグ。距離が短い分、ロングヒッターでなくても2オンは狙えるが、池越えで200ヤードをつま先上がりのライでどのように打つかが難しい。

2番 パー3 195ヤード
8番 パー5 484ヤード
  
10番  パー4 391ヤード

急な打ち下ろしの後、急な打ち上げのセカンドショット。
造形が豊かで美しく、グリーンに近づくほど幅が狭まる三角形の形をしているのも特徴。

2番 パー3 195ヤード
10番 パー4 391ヤード
  
14番  パー4 374ヤード

テイショット時に右は池、左はバンカーと落とし所は狭い。フェアウェイ左サイドには木々がグリーンまで続きセカンドも正確なショットが必要。距離は短いが戦略性は高いホール。

2番 パー3 195ヤード
14番 パー4 374ヤード
  
18番  パー5 451ヤード

1打目は池越え、2打目以降は傾斜がきつい打ち上げになり、クラブハウスに向かって打っていく。グリーンはバンカーでしっかりガードされている。

2番 パー3 195ヤード
18番 パー5 451ヤード
  
余談

クアラルンプールから近い。

平日のプレーだが日本人を見かけなく、多くのマレーシア人がプレーしていた。キャディがいないのは初めてプレーする人には少しつらい。ただ、もう一度チャレンジしたくなる戦略性の高いコース。

ロナルド・フリーム設計の他のアジアでのコースは、マレーシアのサウジャナG&CC、アワナGC、カラムブナイRGCパームリゾートG&CC・ケンパカコース、ダマイ・ラウトG&CC、シンガポールのセントーサGC・セラポンコース、タイではパンヤインドラGC、ウィンドソアーパークGCマウンテン・シャドーGC、韓国ではアシアーナCC、ザ・クラブ・アット・ナインブリッジズ、日本ではボナリ高原GC、ハッピーバレーGC、大村湾CC・ニューコース、パームヒルズGR、中国では天津華納国際GC、オリエントアモイ(東方厦門)GCC、大上海国際、ブルネイではロイヤルブルネイCCパンタイ・メントリGCがある。