マクリハニッシュ ゴルフクラブ
Machrihanish Golf Club

風光明媚なキンタイア半島の南端にあるリンクスコース。１８７６年に１２コースでオープンしたが、１８８８年にトム・モリスが１８ホールに拡張し、J. H. テーラー、ガイ・キャンベルが１９１４年に改造した。高低差があるコースで、FWとラフとも強いうねりがある。ストレートホールでもこれらのうねりのために、ティグランドからピン位置が確認できないホールもいくつかある。自然にできた大きなうねり、マウンドは５メートルほどに達し、細かいうねりは１メートル前後でFWをさざ波のように揺らしている。ラフは膝上まであり、入れば出すだけで一打は損をする仕掛け。バンカーの数は多くないが、全て小さく深く切り立った顎を持っていて、そのほとんどがポットバンカーの形状をしている。

景観

１番ホールからの景観

２番グリーンと海

２番ホールから望むビーチ

７番FWからの景観

１０番グリーンからのオーシャンビュー

スコアカード

名物ホールの左ドッグレッグ。ティショットは海越え、ビーチ越え。FWとグリーン左に海岸線が続き、満潮時はウォーターハザード、干潮時は果てしなく続く巨大ビーチバンカーに変貌。グリーン２、３０ヤード手前に２個のバンカーが配されている。グリーンは右傾斜でアンジュレーションが強い。ゴルフマガジン２０００年度（最新版）世界ベスト５００ホールに選ばれている。

やや左ドッグレッグ。ティから２７０ヤード先をクリークがFWを横切り、左右にOBゾーンがある。セカンドは背の高いマウンド越えの打ち上げ。グリーン上には起伏がいくつか施されている。グリーンの左には２個のガードバンカーがあるので、グリーン右半分狙いが安全。

やや右ドッグレッグの長いミドル。セカンドはブラインドになり、グリーン手前から攻めるのが良い、グリーンは手前から左奥に傾斜。

短いほぼストレートホール。ティショットは少し打ち下ろしでセカンドは打ち上げ。グリーン右手前に１個のガードバンカー。グリーンは砲台になり、グリーン手前の花道は急傾斜。強い受けグリーン。

１０番　パー５　５５８ヤード

FWはとてもうねっている左ドッグレッグ。ティショット、セカンドとも左はヒースのラフ。セカンドのFWはタイト。グリーン手前左右に２個のポットバンカー。グリーンは左奥から右手前に急傾斜。（写真なし）

ストレートのロング。ティショット、セカンドとも左のOBゾーンは浅い。グリーン手前が切り立っている強い砲台で、２個のガードバンカーもある。グリーンはやや右に振られてで、手前から奥に下っているのでサードショットの距離感が大切。

ストレートの距離のあるミドル。ティから２４０ヤード地点からフェアウェイに窪みがいくつもある。グリーン手前は深い溝があり、セカンドでのランニングアプローチではグリーンに乗らない。直接グリーン面に届くキャリーボールが要求される。グリーンは左から右に傾斜。