東シナ海を見下す丘陵地にあるコース。旧沖縄国際GCが２０１７年に改造され、距離が長くなっただけでなく、戦略コースに生まれ変わった。南国の花の名を冠したブーゲンビリア、デイゴ、ハイビスカスの各９ホール、合計２７ホールのコースである。２０１７年から毎年男子プロのトーナメントを開催していて、ブーゲンビリアとデイゴの１８ホールが使われ、７２２６ヤード、パー７１の難コースになる。今回はハイビスカス、ブーゲンビリアコースをプレーした。上級者向けのデイゴコースはプレー出来なかったのが残念。起伏とドッグレッグホールが多いハイビスカスは１番のパー４をパー５に、２番のパー５をパー４になるような大掛かりな改造が行われ、以前より素晴らしいコースになっている。

３番ティからの臨む海

６番ホールから臨む海

７番ホールから臨む海

８番、パー３

１２番グリーンと海

１３番、パー３

海に向かって打ち下ろすやや左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、２オン可能なロング。ティショットでは左バンカーが効いてくる。グリーンは３個のバンカーでガードされ、右サイドはハザードになる。

左手に海がみえる、右ドッグレッグの短めのミドル。ティショットは豪快な打ち下ろし。ロングヒッターは左サイド前方の池に注意が必要。グリーンは手前に３個のバンカーが配され、左サイドのOBゾーンは浅く、受けている。正確なセカンドが要求されるホール。

打ち下ろしの右ドッグレッグで長いロング。ティショットでは左右のOBゾーン、セカンドでは右のOBゾーンが浅い。ティショットは打ち下ろしで、セカンドは緩やかな打ち上げ、サードは打ち上げ。グリーンは縦に長く、左右にバンカーが配され、グリーンの左にOBラインがある。

海に向かって打っていく、ストレートのとても長いミドル。ティショット、セカンドともに距離が必要。ティショットはFWは広いが左にOBゾーンがある、グリーンは左サイドに２個のバンカーが配され、奥は急な下りスロープになる。セカンド地点から望むグリーン後方の海景が素晴らしい。

左ドッグの難しいロング。ティショットでは右のOBゾーンは浅く、左に２個のバンカーがある。セカンド、サードは緩やかな打ち上げ。セカンドでは右サイドの大きなバンカーが効いてくる。グリーンは縦に細長く、周りに３個のバンカーが配されていて、手前５分の１のグリーン面は強く受けている。

レストラン

那覇空港からほぼ北に５５分、那覇市からほぼ北に５０分。プライベートクラブだが、ビジターのプレーは可能。クラブハウスもコース改造と同時期に新築された。

他の松山桂司設計コースは信楽CC、赤穂CC、法隆寺CC、大阪GC（上田修との共同設計）、新岡山GC、天理GC、松山国際GC、松山ロイヤルGCなどがある。

 カフーリゾート・フチャクコンドホテルに泊まった。コースまで車で２分で部屋から２番ホールと部屋の玄関先から は東シナ海が臨める。前夜は沖縄和牛鉄板焼 琉で食事をした。日本庭園があり石垣牛が美味しいステーキハウスだ。ホテルから那覇方面に車で３０分戻ったところにある。

カフーリゾート・フチャクコンドホテル

部屋から望む２番ホール

ホテルからの臨む海

沖縄和牛鉄板焼 琉

沖縄和牛鉄板焼 琉

沖縄和牛鉄板焼 琉