パームヒルズリゾートクラブ
Palm Hills Resort Golf Club

コースデータ
所在地 沖縄県
コース長 6934ヤード パー72
コースレート 76.5
プレー日 2011年4月16日
設計者 ロナルド・フリーム
オープン 1990年
キャディ あり
ゴルフカート あり
評価
総合評価
4.05
コースレイアウト
3
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5

全体的にフラットだがやや打ち下ろしのホールが多い。フェアウェイにアンジュレーションつけられていて、多様なライからの正確なショットが要求される。高麗芝のグリーンとフェアウェイの状態は悪いが、レイアウトは面白く、魅力的なホールも多い。フェアウェイが固いのでランがたくさん出る。グリーンは高麗芝。



クラブハウスからの景観

11番グリーン


12番ホールから望む海と市街地の景観


 
4番 パー4 367ヤード

4番 パー4 367ヤード(2)

4番 パー4 367ヤード(1)
右ドッグレッグとストレートの2つの攻略ルートがあるミドル。ストレートに攻める場合は、池越えのティーショットで230ヤードのキャリーが要求される。着実に刻むには左側のルートになり、セカンドショットは池越え。受けグリーン。
 
5番 パー5 588ヤード
はじめはストレートでグリーン前170ヤードの地点から急な左ドッグレッグで緩やかな打ち下ろしになるロング。2オンを狙う場合はセカンドショットが林越えのブラインドになるが、背の高い2本の木の右サイド狙いがグリーン方向。
 

5番 パー5 588ヤード(3)

5番 パー5 588ヤード(2)

5番 パー5 588ヤード(1)
 
8番 パー4 380ヤード

8番 パー4 380ヤード(2)

8番 パー4 380ヤード1)
やや打ち下ろしていくストレートホール。ティーショットでは左に池があり、タイトなフェウェイのすぐ左にはブッショのハザード、右には2つのバンカーが配されているので正確なショットが要求される。フェアウェイはうねっている。グリーンは強い受けグリーン。
 
12番 パー5 579ヤード
やや左ドッグレッグの豪快な打ち下ろし。打ち下ろしの落差が48メートルなので2オン可能だが、タイトなフェアウェイの左右を林に囲まれティーショットの落とし所が絞られ、セカンドショットも左右がハザードとOBなので、ティーショット、セカンドともに正確なショットが必要。ティーからフェアウェイ右バンカーまで330ヤードだが急な打ち下ろしなので捕まることがある。グリーンは横長。

12番 パー5 579ヤード(3)

12番 パー5 579ヤード(2)

12番 パー5 579ヤード(1)
 
13番 パー3 185ヤード

13番 パー3 185ヤード
打ち上げショート。大きな2段グリーンでグリーン右にクリークがある。
 
18番 パー4 417ヤード
やや左ドッグレッグの難ホール。ティーショットの落とし所のファアウェイは狭く、その両サイドにウォータハザードがあるので、距離よりも方向性が大切。フェアウェイは右傾斜。セカンドは打ち上げ。グリーンは縦長で真中に大きなマウンドがあるのでパットまで油断できない。
 

グリーンから望む18番ホール

18番 パー4 417ヤード(2)

18番 パー4 417ヤード(1)
 
余談
那覇市、那覇空港からともに車で30分。フルバックの黒ティーからのプレーは公式ハンディ10以下が必要。クラブハウス内は植物園にいると感じるぐらいヤシがたくさん生え頃はていた。沖縄産のあぐー豚と島野菜のハリハリ鍋は美味しかった。総大理石の大浴場、ジャクジー、サウナあり。


レストラン

豚鍋定食



クラブハウス内の庭園

浴室

沖縄は北海道のゴルフ場と同じく、午前スタートと午後スタートのスループレーなので1日で2つの違うコースでプレーできた。

ロナルド・フリームは日本では馴染みがない設計者だが、韓国のザ・クラブ・アット・ナインブリッジズ、シンガポールのセントーサGC・セラポンコース、マレーシアのサウジャナG&CCが有名。他の日本の設計はハッピーバレーGC、大村湾CC・ニューコース、ボナリ高原GCがある。アジアでは、中国での天津華納国際GC、オリエントアモイ(東方厦門)GCC、大上海国際G&HR、韓国のアシアーナCC、タイのパンヤインドラGC、ウィンドソアーパーク&GCマウンテン・シャドーGC、マレーシアのケラブ・ゴルフ・パーキッドマタン・アワム(KGPA)カラムブナイRGCパームリゾートG&CC・ケンパカコース、ダマイ・ラウトG&CC、アワナGC、ダマイ・ラウトG&CC、ブルネイのロイヤルブルネイCCパンタイ・メントリGCなどが彼の作品。