カオキオCC、ABコース
Khao Kheow Country Club – A&B Course

コースデータ
所在地 タイ、パタヤ
コース長 7077ヤード パー72
コースレート  
プレー日 2005年9月18日
設計者 ピート・ダイ
オープン 1992年
キャディ あり
ゴルフカート あり 
評価
総合評価
4.35
コースレイアウト
4
難易度
5
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
 

クラブハウスからの景観

丘隆地を活かしたダイナミックな27ホールのゴルフコースでA,B,Cと各9ホールあり、今回プレーしたABコースがチャンピオンコース。多くのホールがOBや池に挟まれて、狭いフェアウェイを提供しているため、上級者でも手応えのあるコースに仕上がっている。ピート・ダイ特有のなだらかな起伏、アイランドグリーン、うねりのあるフェアウェイはこのコースでも随所に良く見られる。また、多くのヤシの木がコースのいたるところで植えられており南国情緒を醸し出している。  パタヤ近郊のゴルフ場の中では、このコースとレムチャバンCC、バレーコース(9ホール)でのバックティでのプレーが一番難しいとされている。コースセッテングのタフさだけでなく、このコース特有の強い海風吹く中でのプレーはプロでさえ手におえない状況となろう。

 
2番 パー5 592ヤード

長くてタフなパー5。ホール左はOBでフェアウェイは狭く、フェアウェイ右にはバンカーがあるので、正確なティショットが要求される。セカンドショット以降も左のOBとタイトなフェアウェイが続くので丁寧に攻める必要あり。

 

グリーンから望む2番ホール

2番 パー5 592ヤード(2)

2番 パー5 592ヤード(1)
 
3番 パー3 192ヤード

3番グリーン

3番 パー3 192ヤード
グリーン右に池があるショートホール。グリーン周りのいくつかのマウンドと小さなグリーンが特徴で、独特の美しさを持つ。このコースの名物ホールは17番のショートホールだが、このパー3の方が17番と比べてより美しく、より戦略的だと個人的に思う。
 
6番 パー4 433ヤード

6番 パー4 433ヤード(2)

6番 パー4 433ヤード(1)
美しいミドルホール。ティショットではフェアウエイ両側にあるバンカーが効いている。セカンドショットではグリーン右サイドの池が気になるため、スライサーは要注意。 
 
15番 パー5 560ヤード

15番 パー5 560ヤード(2)

15番 パー5 560ヤード(1)
グリーン後方の山の中にあるタイの寺院が見えるホール。グリーンに特徴があり、細長いグリーンは3メートルほど砲台になっている。
 
17番 パー3 146ヤード

17番 パー3 146ヤード(2)

17番 パー3 146ヤード(1)
円形のアイランドグリーンを持つショートホール。距離は長くなく、グリーンも大きいのでそれほど難しくない。しかし、風が強い日は乗せるだけでも苦労する。
 
18番 パー4 430ヤード
ホール左側は池に面し、しかもフェアウェイは非常にタイトで正確なティショットが必要。グリーン手前の花道が極端に狭くなっているのも特徴。グリーンは右から左に傾斜している。


18番 パー4 430ヤード(3)

18番 パー4 430ヤード(2)

18番 パー4 430ヤード(1)
 
余談

レストラン

パタヤから車で50分。

ピート・ダイ、ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社設計の他のアジアでのコースは、シンガポールのラグ-ナナショナルG&C、中国の西海岸GC、タイのスパプルックGCタイムアンビーチG&M、ザ・カオチャゴークG&CC、マレーシアのポレシアCCオルナG&CC、フィリピンのイーグルリッジG&CC・アンディ・ダイコース、インドネシアのチプトラG&FC、韓国のウージョン・ヒルズCC、日本のセントレイクスGCメイプルポイントGC、かんなみスプリングスCC、ホワイトバーチCC、ゴールデンレイクスCC、オリンピックス・スタッフ・都賀、ヴィレッジクラブ・大子、ザ・カントリークラブグレンモア、いわせロイヤルGC・いわせコース、きみさらずゴルフリンクス、ミッションヒルズCC、札幌ベイGC.などがある。