ハンティングデール GC
Huntingdale Golf Club

コースデータ
所在地 オーストラリア、ビクトリア州
コース長 6895ヤード パー72
コースレート 74.0
プレー日 2012年12月7日
設計者 チャールズ・アリソン
オープン 1941年
キャディ あり (事前予約必要)
ゴルフカート なし
評価
総合評価
4.35
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
満足度
4
 

ほとんどフラットな林間コース。木々が迫った狭いフェアウェイに、戦略的に配されたフェアウェイバンカーによりティショットのが限定される。グリーン周りのバンカーも日本でアリソンバンカーと名づけられたぐらい、深いバンカーが多いのも特徴。豪州PGAツアーで3大競技の1つ、オーストラリアン・マスターズを1979年から2015年まで31回開催した。



クラブハウスからの景観

16番フェアウェイバンカー

後方から望む18番ホールの景観

2022年12月プレー時(新版)

 

3番 パー3 164ヤード

3番 パー3 185ヤード(2)

3番 パー3 185ヤード(1)
バンカーが上手く配されたショートホール。グリーンは2段で、45ヤードの長さがあり、深いバンカーで囲まれている。

 

 

4番 パー4 396ヤード

4番 パー4 396ヤード(2)

4番 パー4 396ヤード(1)
急な右ドッグレッグ。ティショットでは左には200ヤードから250ヤード先のフェアウェイに3つのバンカーが連ねており連座し、右には林が迫っているので、正確なショットが必要になる。特にフェアウェイ左の1本の大きな木が効いていて、このホールはフェードボールで攻めるのがベスト。グリーンは横にとても長く、左から右に傾斜している。

 
7番 パー5 536ヤード
やや左ドッグレッグの森に囲まれた美しいホール。3打目はやや打ち上げになる。フェアウェイ、グリーンサイドともにバンカーが戦略性と美的効果を高めている。ロングヒッターは2オン可能でバーディが狙えるホール。
 

7番 パー5 536ヤード(3)

7番 パー5 536ヤード(2)

7番 パー5 536ヤード(1)

 

8番 パー4 343ヤード

8番 パー4 343ヤード(2)

8番 パー4 343ヤード(1)
ストレートのとても短いパー4。フェアウェイは狭く、両サイドから林が迫っているので、ティショットの落とし所は狭い。グリーン周りは多くのバンカーでガードされている。セカンドショットはウェッジで攻めることができるので、ティショットさへ成功すれば、このホールもバーディが狙える。

 

11番 パー4 437ヤード
左ドッグレッグ。ティショットでは両サイドにバンカーで落とし所が狭い。グリーンは傾斜が強いのでパットが難しい。左サイドをガードしている2個のバンカーが良く効いている。
 

11番 パー4 437ヤード(3)

11番 パー4 437ヤード(2)

11番 パー4 437ヤード(1)

 

 
12番 パー3 176ヤード

12番 パー3 177ヤード(2)

12番 パー3 177ヤード(1)
すばらしいパー3。グリーンは少し砲台で、バンカーに囲まれている。グリーンに乗らなければ、ほとんどの場合バンカーに捕まる。グリーンとバンカーが織り成す曲線が美しい。

 
14番 パー5 610ヤード
やや左ドッグレッグした後、軽く右に曲がっている、距離のあるロングホール。池越えのティショット、セカンドショットともに、両サイドから林が迫り出しているので、ポジショニングが重要になる。なだらかな起伏のあるグリーンはバンカーでしっかりガードされている。
 

14番 パー5 607ヤード(3)

14番 パー5 607ヤード(2)

14番 パー5 607ヤード(1)

 

18番 パー4 448ヤード
ストレートの長いパー4。うまい良い位置に配された左のバンカーと左の林が効いており、その上フェアウェイが狭いので、ティショットは緊張を強いられる。グリーンは大きく、アンジュレーションがあり、手前と左サイドはバンカーでガードされている。ティショット、セカンドともに距離と方向性が求められるホール。
 

18番 パー4 448ヤード(3)

18番 パー4 448ヤード(2)

18番 パー4 448ヤード(1)

 

余談

レストラン

メルボルン空港から車で1時間10分、メルボルン市内から35分。ビジターはメンバー同伴が必要だが、同じ州以外か海外のビジターは、所属クラブの推薦状があればプレーできる。距離はメートル表示なのでヤードに換算してる。

偉大な設計家のチャールズ・アリソンのコースを日本以外でプレーしたのは初めてである。彼のアジアでの設計は日本だけで、廣野GC川奈GC・富士コースがあり、また監修したコースは、霞ヶ関GC-東コース、鳴尾GCがある。2005年USゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースの3コースが選ばれており、唯一選ばれていない霞ヶ関GC-東コースも2004年までは常に100位以内に入っていた。

サンベルト地帯とはメルボルン南75km圏内で、モーリントン半島の付け根から突端へと広がる砂丘地帯。海が近く土壌が砂地のため水はけがとても良いのでメンテの素晴らしいゴルフ場が多い。絶好の自然条件を活かして古くからゴルフ場開発が進み、歴史ある名門コースの多くがこのエリア内にある。とりわけロイヤルメルボルンGCキングストンヒースGCメトロポリタンGCビクトリアGC、コモンウェルスGC、ヤラヤラGC、ハンティングデールGCの7コースは古くから7シスターズとして愛され、どのコースも世界的な評価を得ている。