キングストンヒース ゴルフクラブ
Kingston Heath Golf Club

コースデータ
所在地 オーストラリア、ビクトリア州
コース長 6947ヤード パー72
コースレート 73.9
プレー日 2007年2月16日
設計者 ダン・ソーター、アリスター・マッケンジー
オープン 1925年
キャディ あり
ゴルフカート なし
評価
総合評価
5.45
コースレイアウト
6
難易度
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
5
満足度
6
 

ほぼフラットな地形にユーカリの木々が聳え立って展開する歴史を感じさせる超名門コース。フェアウェイはうねりを繰り返し、このコースの特徴である待ち構える100年近い歴史の中で育てられてきた深いバンカーがプレーヤーを待ち受ける。このバンカーはコース内に160ほどあり、ほとんどが不均整であると共に美しく、コース名称の由来である英国風の一部の荒地(ヒース)を彷彿させている。また、合計3つあるショートホールはそれほど長くはないが、全てが個性的。グリーンは硬くて速いので、スピンが効いたアプローチショットを打てなければ、グリーン上できちっと止まらない。ほとんどの設計はドン・ソーターがして、アリスター・マッキャンジーはバンカーと15番のショートホールの再設計を手伝った。



クラブハウスからの景観

7番グリーンの景観

14番フェアウェイバンカー

 

2番 パー4 384ヤード

2番 パー4 384ヤード(2)

2番 パー4 384ヤード(1)
やや左ドッグレッグ。ティーグラウンドからは落とし所が一見非常に狭く見えるが、実際には左のバンカーの右すぐ上を狙うのが良いようだ。ロングヒッターはフェアウェイを飛び越えて、奥のラフまで飛ぶことがあるので、ロングアイアンかフェアウェイウッドでポジショニングを最優先すべき。グリーンは受けていて、微妙なアンジレショーンが施されている。

 

3番 パー4 294ヤード

3番 パー4 294ヤード(2)

3番 パー4 294ヤード(1)
右ドッグレッグのパー4。とても短いパー4だが、素晴らしいレイアウト。一見易しく見えながら、プレーしてみると予想も付かないほどの難しさを感じさせるホール。ロングヒッターは1オン可能だが、グリーンに近づくにつれ、フェアウェイの幅が短くなっているので、1オンを狙うためには、よほど正確なティーショットが必要。グリーンは砲台型でアンジュレーションが強い。

 
5番 パー3 189ヤード

5番 パー3 189ヤード
戦略的にうまく作られたパー3。グリーンは左傾斜しており、両サイドにバンカーが配されている。

 

6番 パー4 430ヤード

6番 パー4 430ヤード(2)

6番 パー4 430ヤード(1)
ティーショットは少し打ち上げのストレートホール。右サイドに2つ連なるバンカーが少しでもぶれたティーショットを待ち受けているので良く効いている。グリーンの右手前から右サイドをガードしているバンカー群もコースの難しさを上げている。グリーンは2段の大きな砲台グリーン。グリーン周りにいくつかのマウンドと窪みが目に入るので、セカンドショット時にプレーシャーを与えている。このホールはアメリカのゴルフマガジン誌の2000年度世界ベスト500ホールに選ばれている。

 

8番 パー4 435ヤード

8番 パー4 435ヤード(2)

8番 パー4 435ヤード(1)
やや左ドッグレッグ。ティーショットはブラインドになり、275ヤード先の右コーナーのフェアウェイバンカーまでは、フェアウェイは広い。グリーン左サイドには6個のバンカー群があり、このコース特有の素晴らしいバンカーがホールの戦略性を際立たしている。グリーンは16番との共有グリーン。
 
10番 パー3 139ヤード

10番 パー3 139ヤード

短いパー3。グリーンは手前が2つの左右のバンカーで狭く、奥にいくにつれ広くなっている。簡単なホールだが、グリーンを外すと、バンカーかきついラフに捕まり、パーセーブが難しくなる。視覚的にとても魅力的なホール。

 
11番 パー4 416ヤード

11番 パー4 416ヤード(2)

11番 パー4 416ヤード(1)
右ドッグレッグ。フェアウェイ右のバンカーは230ヤード、中央のバンカーは250ヤードのキャリーボールで越える。細長いグリーンの右はバンカー群が効いており、左は下り傾斜になり、奥にはOBがある。

 

 
12番 パー5 557ヤード
左ドッグレッグ。フェアーウェイ中央の2つのバンカーを越えるには240から260ヤードのキャリーボールが必要。ショートカットはファアウェイの左サイドだが、このサイドに左側はハザードが続くので、小さなミスでも大叩きの原因となるかもしれない。アプローチショットはバンカー越えになる。

 

12番 パー5 557ヤード(3)

12番 パー5 557ヤード(2)

12番 パー5 557ヤード(1)
 
14番 パー5 564ヤード

ストレートの比較的長いパー5。ティーショット、セカンドは緩やかな打ち上げ。グリーン手前50ヤード前後にある左右のバンカーがフェアウェイを狭めているので、ロングヒッターがセカンドショットで簡単にグリーン近くまで簡単に運べないようにしている。

 

14番 パー5 564ヤード(3)

14番 パー5 564ヤード(2)

14番 パー5 564ヤード(1)
 
15番 パー3 155ヤード

15番 パー3 155ヤード(2)

15番 パー3 155ヤード(1)
少し打ち上げのタフなショートホール。グリーンの左右にいくつかの深いバンカーが配され、この為にグリーンの横幅が15ヤードほどしかない。グリーンが硬く、オーバーすると奥の下り傾斜の底まで転がってしまうので、正確でスピンの効いたショットが要求される。グリーンは傾斜が強く受けている。
 
余談

レストラン

メルボルン空港から車で70分、メルボルン市内より車で40分。プレーにはメンバー同伴が必要。但し、海外を含めて、ビクトリア州以外のビジターはプレー可能な場合があるが、その場合には所属クラブの推薦状が必要。ヤーデージ・マーカーはメートル表示でグリーンエッジまでの距離。メートル表示はヤードに換算している。

ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第3位に選ばれている。ダン・ソーター設計の他のコースはコンコードGC(同ランク38位)、エラノーラCC、ウェントワース・フォールスCC、ロングリーフGCなどがある。ダン・ソーターはニューサウスウェールズGCのゴルフプロ。
アリスター・マッケンジー設計での他のオーストラリアのコースはロイヤルメルボルンGC(コンポジットコース、同ランク1位)、ニュー・サウス・ウエールズGC(同2位)、ロイヤル・アデレードGC(同5位)がある。

2005年USゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースにて20位に選ばれている。他のアジア、オセアニアから選ばれているのは、10位のロイヤルメルボルンGC、27位のケープ・キッドナッパーズGC(ニュージーランド)、34位のニューサウスウェールズGC(オーストラリア)、35位が廣野GC、49位がバーンボーグル・デューンズGL(オーストラリア)、54位がロイヤルアデレードGC(オーストラリア)58位がカウリクリフスGC(ニュージーランド)、80位が川奈GC・富士コース、94位が東京GC、95位がクラブ・アット・ナイン・ブリッジズ(韓国)、100位が鳴尾GCである。

サンベルト地帯とはメルボルン南75km圏内で、モーニントン半島の付け根から突端へと広がる砂丘地帯。海が近く土壌が砂地のため水はけがとても良いのでメンテの素晴らしいゴルフ場が多い。絶好の自然条件を活かして古くからゴルフ場開発が進み、歴史ある名門コースの多くがこのエリア内にある。とりわけロイヤルメルボルンGC、キングストンヒースGC、メトロポリタンGCビクトリアGC、コモンウェルスGC、ヤラヤラGCハンティングデールGCの7コースは古くから7シスターズとして愛され、どのコースも世界的な評価を得ている。