バンドンデューンズ ゴルフリゾート、バンドンデューンズ
Bandon Dunes Golf Resort (Bandon Dunes)

コースデータ
所在地 アメリカ、オレゴン州
コース長 6732ヤード パー72
コースレート 74.1
プレー日 2017年5月3日
設計者 デビッド・マクレイ・キッド
オープン 1999年
キャディ あり
ゴルフカート なし
評価
総合評価
5.25
コースレイアウト
6
難易度
5
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
6
満足度
5
  注)トーナメントティは7212ヤードでコースレートは76.8だが、プロの試合に限定されるので、黒ティの6732ヤードからのプレーとしている。
 

 

バンドンデューンズ ゴルフリゾートにはパシフィックデユーンズ、バンドンデューンズ、バンドントレイルズオールドマクドナルドと4つの世界クラスのチャンピオンシップコーストと13ホールのパー3コースのプリザーブを有する。バンドンデユーンズは、太平洋に面して切り立った、アップダウンのある地形に展開するモダンリンクスコース。長年の強い海風が造り上げた荒々しい砂地のデューンに18ホールを上手くレイアウトして、スコットランドの古いリンクスコース(ジェニュイン“本物の”リンクス)を思わせる重厚な雰囲気を開場直後から醸し出している。



クラブハウスからの景観

13番ティからの4番グリーンと海

7番ホールからの景観

OUTとInで2つのループがあり、9ホールを終えてクラブハウスに戻ってくる。ほとんどのホールで海が見え18ホール中6ホールは太平洋の海岸線に沿って伸びている。各ホールはゴース(ハリエニシダ)、いろいろなブッシュ、背丈があるヒースのラフ、デューン、海岸線の崖、数多くのバンカーが戦略的に配されている。グリーンは大きく傾斜も強い。コースとの闘いだけでなく、めったに止むことのない強い海風を常時考慮に入れての、技量と同時に緻密なホール攻略方をシビアに求めてくるコースと言える。2018年と2019年の冬に設計者が全てのバンカーの形状を変えてコースをアップグレードさせている。

12番グリーン

13番ホールの波打つFW

16番ホールからの景観

スコアカード
   
 
1番 パー4 386ヤード
 

1番 パー4 386ヤード(2)

1番 パー4 386ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットは左サイドに打つのが良い。グリーンは縦長で、左真ん中には大きなコブがあるので、打ち上げのセカンドはグリーンの右サイド狙いが良い。
   
 
2番 パー3 189ヤード
 

2番 パー3 189ヤード(2)

2番 パー3 189ヤード(1)
打ち上げの距離があるショート。グリーン手前のエプロンは急な下りスロープなので、直接グリーン面に乗せる必要がある。グリーンは受けていて、真ん中にマウンドが施されている。
   
 
4番 パー4 410ヤード
 

4番 パー4 410ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットはセミブラインドで緩やかな打ち下ろし。セカンド地点から雄大な太平洋が望める。グリーンは縦に長く、左手前の1個の深いポットンカーが効いている。グリーンの左サイドにもう1個のバンカーも配されている。グリーン奥はすぐ海になる。強く受けている2段グリーン。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。
   
 

4番グリーン後部と海

4番 パー4 410ヤード(3)

4番 パー4 410ヤード(2)
   
 
5番 パー4 428ヤード
 

左手に太平洋が広がる、やや左ドッグレッグの難ホール。ティショットではFWが左右に少し分かれていて、右FWに打つのが良い。グリーンは縦に48ヤードと細長く、左右にデューンと右サイドには50ヤードの長さがあるガードバンカーがある。クリーン上にはいくつかのコブと尾根があり、パットも難しい。

   
 

5番 パー4 428ヤード(3)

5番 パー4 428ヤード(2)

5番 パー4 428ヤード(1)
   
 
6番 パー3 161ヤード
 

6番 パー3 161ヤード(2)

6番 パー3 161ヤード(1)
絶壁の上にグリーンがあるショート。グリーンは48ヤードの縦に細長い。左手前に1個のポットバンカーとグリーン上には3個のコブがある。グリーン左からの海風を受けるので、良いショットでも横幅の狭いグリーンの右のコレクションエリアに流されかもしれないが、右からの寄せは難しくない。
   
 
7番 パー4 383ヤード
 

7番 パー4 383ヤード(2)

7番 パー4 383ヤード(1)
ほぼストレートホール。ティショットはセミブラインドで見た目より実際FWはかなり広く、FW左サイド狙いが良い。グリーンの手前から右サイドは急な下りスロープでガードされている。傾斜の強い3段グリーン。
   
 
9番 パー5 558ヤード
  右にドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしになり、FW真ん中に配された4個のポットバンカーに注意。左FWはより広いが、ロングヒッターは右FWからのセカンドを打つ方が2オンし易い。縦長の2段グリーンで真ん中に尾根が走る。
   
 

9番 パー5 558ヤード(3)

9番 パー5 558ヤード(2)

9番 パー5 558ヤード(1)
   
 
11番 パー4 384ヤード
 

11番 パー4 384ヤード(2)

11番 パー4 384ヤード(1)
やや左ドッグレッグの打ち上げ。ティショットでは左に2個のFWバンカー、右はゴースがある。たてに44ヤードと細長いグリーンで、右手前に1個のガードバンカーが配され、グリーンは手前から奥に少し下っている。
   
 
12番 パー3 199ヤード
 

12番 パー3 199ヤード(2)

12番 パー3 199ヤード(1)
太平洋に向かって打つショート。少し打ち下ろし。グリーンは斜めに細長く、左手前はポットバンカー、右サイドは小さなラフのデューンでガードされている。
   
14番 パー4 359ヤード

14番 パー4 359ヤード(2)

14番 パー4 359ヤード(1)
緩やかに打ち上げていく右ドッグレッグ。FWは広いがFWの真ん中に2個、左右に3個のバンカーが配されている。グリーンは斜めに細長いので、FW左サイドからのセカンドがグリーンを狙い易い。グリーンの奥はブッシュなので注意。
 
15番 パー3 163ヤード

15番 パー3 163ヤード(2)

15番 パー3 163ヤード(1)
やや打ち上げ。グリーンの右手前は1個の深いバンカー、右サイドは強い下りスロープでガードされているので、グリーンの左サイド狙いが良い。強い受けグリーン。
 
16番 パー4 363ヤード
ほぼストレートホール。ティショットは谷越えで、下の段のFWと上の段のFWに飛距離によってターゲットが違う。下のFWからのセカンドは打ち上げのブラインンドショットで難しい。上のFWはやや打ちあげでグリーン面は見える。グリーンの手前から右サイドは崖に接する。グリーンの左手に小さいポットバンカーが1個配されている。
 

16番 パー4 363ヤード(3)

16番 パー4 363ヤード(2)

16番 パー4 363ヤード(1)
 
 
17番 パー4 389ヤード
ほぼストレートホール。ティショットは打ち下ろしで、FWは広いがFW左サイドからがグリーンへのベストアングルになる。セカンドは打ち上げ。グリーンは縦に60ヤードと長く、右手前から右サイドは全て崖とブッシュに面している。
 
 

17番 パー4 389ヤード(3)

17番 パー4 389ヤード(2)

17番 パー4 389ヤード(1)
 
 
 
余談
 
ユージーン空港から南西に2時間半、サウスウェスト・オレゴン・リージョナル空港から南に35分。パブリックコース。リゾート内に4つのロッジがありその内The Innで宿泊した。

キャディ

レストラン

ランチ

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2018年度オレゴン州で第2位のベストコース、全米ベスト100では第30位。オレゴン州には200以上のゴルフコースがある。また、ゴルフマガジン2020年度世界ベスト100では第80位に選ばれている。

The Inn

The Inn

部屋からの景色

デビッド・マクレイ・キッド作でトップ100ゴルフコースの2019年度全米ベスト100にランクインしているのは、バンドンデューンズGR(バンドンデューンズ)、ナネアGC、ギャンブルサンズGCがある。他にアメリカのハンツマン・スプリングスGC、サンドバレー(マンモスデューンズコース)、イングランドのクィーンウッドGC、スコットランドのセントアンドリュース(キャッスルコース)マクリハニッシュ・デューンズ、南アフリカのファンコート(モンタグコース)、ネパールのゴコラマ・フォレストGR、フィージーのラウカラ・アイランドGCなども有名コース。

再生紙の事業で成功したマイク・カイザーはオレゴン州・太平洋岸の砂丘地帯にゴルフリゾートを造ろうとした時に全ての役員は“辺鄙な場所でプレーヤーが来ない”という理由で反対した。反対を押し切り、スコットランドのグレンイーグルGCのグリーンキーパーを父に持つスコットランド人のデビッド・マクレイ・キッドに第一号コースを依頼した。“別荘を分譲しない、乗用カートを置かず歩きだけ、クラブハウスは海辺に建てない”という条件で設計し、見事なリンクスコースを誕生させた。その後、クアー&クレンショー、トム・ドークの設計コースも加わり、合計5コースある。辺鄙な所に今や全米はおろか世界中からゴルファーがひっきりなしに訪れ、アメリカでは“言わば”リンクスコースの聖地となっている。