ディアマンテ、デューンズコース
Diamante (Dunes Course)

デユーンズ・ランド展開する大小の起伏があるリンクスコース。メキシコ西海岸バハ・カリフォルニア半島最南端のサンルーカス岬に位置し、太平洋のビーチフロントに面したデューンズコースと高い場所にあるタイガー・ウッズの最初の設計コース、エル・カルドナルがある。コースの高台からは眼下に広がる雄大な太平洋が見渡せ、海に向かい、海に沿い、海を背にプレーする。OUTは高低差のある広大なデューン（砂丘）の間を縫うように通り抜け、各ホールがバラエティに富み、ホールの周りは印象的で且つ露出した大きな砂地があり、至る所にデューンがある。ただグリーン・コンプレックスが周りと調和しないホールが２、３あると感じた。３個あるパー３で２５２ヤードの２番、２９２ヤードの７番が難しい。INは海の近くの曲がりくねったデューンに展開し、全てのホールが素晴らしく、いくつかのホールはとてもドラマティック。ホールの造形美、ホールからの景観、プレーの楽しさ、チャレンジンジングなレイアウトの９ホールは全て満点に近く、世界屈指のバックナインと言える。

７番ティからの景観

１２番ティからの景観

１２番グリーンから見るデューン

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FWは広く、海のように波打っていて傾斜もあるので、いろいろなライからセカンド、サードショットが試される。ロスカボスのほとんど全てのコースは風が穏やかなコルテス海に沿っているが、ディアマンテの２コースは太平洋側にあり海風がより強い。岬に吹く風がスコアメークに大きく左右する。大きくてなだらかでランダムな起伏があるグリーンは、ピンから遠いと２０メートの長さのパットも珍しくなく、傾斜も大きく段もあるので正しいライン取りと距離合わせの両方が必要。２つが噛み合わないと上級者でも４パットのリスクがでてくる。コースを取り囲む住宅とホテルの存在（リンクスコースなので無い方が良い）は仕方ないが、プレー中に目につく多くの電柱と電線が少しマイナスポイント。電線を土の中に埋めることが出来ればより自然を感じるであろう。初めてのプレーはキャディ必須になる。

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１３番FWからの景観

１４番ティからの景観

１８番ティからの景観

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スコアカード

打ち下ろしの長いショート。デューンの中のグリーンに打つ。横に長い左右の２段グリーンで、左の段が高い。

強い左ドッグレッグで短いロング。ティショットは打ち下ろしで、ＦＷは狭め。セカンド地点から打ち上げになり、セカンドの落し所は狭い。グリーンはブッシュに囲まれた、２段形状でしかもパンチボールグリーン。

とても長いショート。（もう一つ手前のティからでも２４７ヤード）通常フォローの風が吹くので、パーオンは可能。砲台で強い受けグリーン。

やや右ドッグレッグの短めの素晴らしいロング。FWの左は砂地の荒地、右はデューンが続く。ティショットは打ち下ろしで海に向かって打つ。セカンドも打ち下ろしで、FWは急な左傾斜。サードは打ち上げ。グリーンは縦長で左に傾斜していて、左手前は砂地の荒地でガードされている。

ほぼストレートの距離のあるモンスター級のロング。ティショットはデューン越えになり、左サイドの大きなバンカーが効いていて、FWはそのバンカーの左右に２分される。セカンド地点からグリーンまで打ち上げ。セカンドは左右のデューンに迫れたFWに打っていく。サード地点からグリーンは左に曲がっていて、サードは強い打ち上げになる。グリーンは縦長の２段形状で手前はデューン、花道は急な下りスロープ、右サイドは２個の深いバンカー、奥にも２個のバンカーが配され、サードをしっかりグリーン面に載せる必要がある。