龍ヶ崎カントリー倶楽部、サブグリーン
Ryugasaki Country Club (sub greens)

コースデータ
所在地茨城県
コース長6737ヤード、パー72
コースレート71.8
プレー日2005年4月5日
設計者井上誠一
オープン1958年
キャディあり
ゴルフカートなし
評価
総合評価
4.80
コースレイアウト
(推測)5
難易度
(推測)4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
満足度
5
*サブグリーン使用だったので、コースレイアウトと難易度の評価は本グリーンからのプレーと仮定して推測した。
 

ほぼフラットな林間コースで自然の地形をあるがままに生かした名コース。枝ぶりの見事な松が景観美を高めていると同時に、空中ハザードとしてもアクセントを効かせている。バンカーの配置と松とのバランスは見事で、しかも各ショットにおいてプレーヤーに威圧感を感じさせる。落し所が極めて限定されているので精度の高いショットが要求される。ほとんどのグリーンが少し受けていて、しかも砲台。グリーンは2グリーンだがそれぞれ高さや距離を変えてあり、36面すべて違う造りになっていて、それぞれに違った戦略ルートをもっている。 9番、10番、11番ホールは龍ヶ崎の“アーメンコーナー”として有名で、3ホールには自然の深い地溝が絶妙に絡んでいる。



クラブハウスからの景観 

クラブハウスからの景観

グリーン後方から望む9番ホール

 
3番 パー3 178ヤード

3番 パー3 178ヤード(1)
独特な形状のバンカーがグリーンを囲んでいる パー3。
 
5番 パー4 357ヤード
短いミドルだが侮れないホール。船底型の狭いフェアウェイは20ヤードの幅もなく正確なティショットが要求せれる。グリーンは縦に細長く砲台で、右に外せばパーセーブは簡単だが、左に外すとメイン・グリーンとの間の狭く深い窪地にボールが落ちてしまい、ボギー以上の確率が高まる。
 

5番グリーン

5番 パー4 357ヤード(2)

5番 パー4 357ヤード(1)
 
9番 パー4 421ヤード
素晴らしいストレートなパー4。ティから240ヤード先に谷があり、それ以上飛べばセカンドショットは左足下がりのライになるので、その手前のフラットなフェアウェイにショットを打つクラブ選択が重要。つまり、ティショットは大きく地溝の底へ打ち込むか、前に止めて長いセカンドを残すかの選択に迫られる。正しいクラブでも正確に打たなければ、フェアウェイ両側から迫り出している松林や4つのフェアウェイバンカーに入り、パーオン出来なくなる。グリーン手前の左右のバンカーは深く、良く効いている。 
 

9番 パー4 421ヤード(3)

9番 パー4 421ヤード(2)

9番 パー4 421ヤード(1)
 
10番 パー4 397ヤード

10番 パー4 397ヤード(2)

10番 パー4 397ヤード(1)
やや左ドッグ。ティショットを松林の上から船底型の狭い谷間のフェアウェイに斜めに打ち下ろしていくパー4。左右にぶれるとライが悪くなり、セカンドショットで砲台グリーンが一層狙いにくくなる。このホールにはバンカーは一つもないが、戦略性は高い。 特にティショットで地溝のどこに落とすか、右マウンド列のどこを越えるか、ルート戦略が面白い。
 
11番 パー4 414ヤード

11番 パー4 414ヤード(2)

11番 パー4 414ヤード(1)
やや右ドッグのパー4。ティから250ヤードで下り傾斜になり、両サイドの松林とバンカーがティショットの落し所を狭めている。 このホールは本グリーンとサブグリーンで戦略ルートが違い、左の本グリーンを狙うときのティショットは右のフェアウェイバンカーを狙い、右のサブグリーンを狙うときのティショットは左のフェアウェイバンカー方向に打つ。
 
12番 パー3 161ヤード

グリーンから望む12番ホール

12番 パー3 161ヤード(1)
池越えの美しいショート。古い吊り橋を渡ってグリーンに向かう。グリーンから臨むティグランドは小さな松とドウダンツツジが規則正しく植えられていて、独特の景観を醸し出している。
 
18番 パー4 423ヤード

18番 パー4 423ヤード(2)

18番 パー4 423ヤード(1)
ストレートな難ホール。フェアウェイはタイトで右は崖、左はバンカーと松林が効いている。グリーンの両サイドをバンカーがガードしているので、ティショット、セカンドショットとも正確に打つ必要がある。
 
余談
東京都心から車で1時間。ビジターのプレーはメンバーの同伴か紹介が必要。

ティは自由に選べる。今回は6737ヤードのサブグリーンからのプレーだったが、本グリーンだと300ヤード長い7047ヤードのプレーなので、よりチャレンジングなコースになる。ワングリーンが主流の現在で、個人的にもサブグリーンでのプレーは嫌いだが、このコースはサブグリーンでのプレーでも戦略性が高く、プレーしてとても面白かった。

ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキングでは11位。他の井上誠一設計のコースは、大洗GC鷹之台CC霞ヶ関CC・西コース武蔵CC・豊岡コース武蔵CC・笹井コース葛城GC日光CC那須GC大利根CC茨城CC・西コース札幌GC・輪厚コース札幌GC・由仁コース浜野GCいぶすきGC鶴舞CC瀬田GC西宮CC伊勢CC南山CC室蘭GC大原・御宿GC湘南CC戸塚CC・西コース烏山城CC愛知CCなどがある。ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキング100位以内では、井上誠一設計のコースが最多の17コース選ばれている。2位はロバート・トレントJrの10コース。3位はジャック・ニクラスの7コース、4位は上田治の6コース。海外では、フィリピンのタット・フィリピナスGC、マレーシアのネガラ・スバンGCの設計も手がけている。