鶴舞カントリー倶楽部、西コース
Turumai Country Club (West Course)
コースデータ
所在地千葉県
コース長6865ヤード  パー72
コースレート73.0
プレー日2004年12月12日
設計者井上誠一
オープン1971年
キャディなし
ゴルフカートあり
評価
総合評価
4.00
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
満足度
4
   

クラブハウスからの景観
ゆったりレイアウトされた適度なアップダウンがある、丘陵・林間コース。東コースと西コースで合計36ホールある。7番と18番ホールは特にすばらしいレイアウトを有している。グリーンには随所に微妙なアンジュレーションが設けられ、しかも高速のためパット難易度は高いので、パット好きな上級者を魅了するだろう。
 
 
4番 パー5 545ヤード
  直角に左ドッグしているロングホール。フェアウェイ左のバンカーを越えるには260ヤードのキャリーが必要。グリーン右手前に大きな木があるので、セカンドショットの正確性が要求される。
   
 

4番 パー5 545ヤード(3)

4番 パー5 545ヤード(2)

4番 パー5 545ヤード(1)
   
 
6番 パー3 185ヤード
 

グリーンから振り返る6番ホール

6番 パー3 185ヤード
25メートルの豪快な段差のある打ち下ろし。右にOBが配されているのでスライサーは要注意。実測は210ヤードだが、表示ヤーデージは打ち下ろし分が入っているので、185ヤードとして打って良い。
   
 
7番 パー4 455ヤード
  やや打ち上げでフェアウェイは左にほぼ直角にドッグレッグした距離のあるミドルホール。セカンドを打ちやすい場所に運ぶには、左コーナーを超える250ヤードの正確なティショットが必要。ティショットで距離が出ないと、コーナーにある大きな木が邪魔になり、セカンドでグリーンが狙えなくなる。ややつま先上がりのライから打っていくセカンドショットも難しく、ミドルアイアン、フェアウェイウッドでグリーン手前の大きな2本の木を避けなければならない。グリーン奥にはすぐ傾斜のあるスロープになり、グリーンオーバーは下まで転がり落ち、パーセーブが極端に難しくなる。
   
 

7番 パー4 455ヤード(3)

7番 パー4 455ヤード(2)

7番 パー4 455ヤード(1)
   
 
11番 パー4 410ヤード
 

11番 パー4 410ヤード(2)

11番 パー4 410ヤード(1)
狭いフェアウェイの両サイドを松林でセパレートされたまっすぐなミドルホール。セカンドショットはフェアウェイ左サイドからグリーンを狙いたい。ティショットで右サイドに行き過ぎると、セカンドでは前方に張り出している松林の枝がスタイミーになりグリーンを狙えない。
   
 
13番 パー3 195ヤード
 

13番 パー3 195ヤード
谷越えのショートホール。右手はOB。グリーンが砲台になっている、フラットなショートホール。グリーンの右と奥はバンカーになる。たとえパーオンしても、グリーンはまんじゅう型になっており、距離が残るパットは難しい。る。
   
 
14番 パー5 540ヤード
  ティから200ヤードあたりで左に曲っているホール。ティから265ヤード先にバンカーがある。グリーン手前の3本の木をどう攻略するかがポイント。
   
 

14番 パー5 540ヤード(3)

14番 パー5 540ヤード(2)

14番 パー5 540ヤード(1)
   
 
17番 パー4 445ヤード
 

17番 パー4 445ヤード(2)

17番 パー4 445ヤード(1)
ティグランドに立つと、前方に広がる自然の大きな池が視界に入り、ここは東南アジアのゴルフ場かと錯覚させるほど独特な雰囲気を持っている。左の池はOB扱いになり右の松林もOBなので、ティショットは緊張を強いられる。
   
 
余談
 

東京から車で1時間20分。打ち下ろしのショートホールは実測でなく、打ち下ろし分を差し引いた表示になっているので、注意が必要。

ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキングでは95位に選ばれている。他の井上誠一設計のコースは、大洗GC鷹之台CC霞ヶ関CC・西コース武蔵CC・豊岡コース武蔵CC・笹井コース龍ヶ崎CC日光CC那須GC大利根CC瀬田GC茨城CC・西コース札幌GC・輪厚コース札幌GC・由仁コース浜野GC葛城GCいぶすきGC西宮CC伊勢CC南山CC室蘭GC大原・御宿GC湘南CC戸塚CC・西コース烏山城CCなどがある。。海外ではフィリピンのタット・フィリピナスGC、マレーシアのネガラ・スバンGCの設計も手がけている。ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキング100位以内では、井上誠一設計のコースが最多の17コース選ばれている。2位はロバート・トレントJrの10コース。3位はジャック・ニクラスの7コース、4位は上田治の6コース。