ウォラシー ゴルフクラブ
Wallasey Golf Club

コースデータ
所在地 イングランド、北西部海岸
コース長 6842ヤード パー72
コースレート 74.0
プレー日 2017年7月25日
設計者 ジョージ・ロウ、ジェームズ・ブレイド
オープン 1907年
キャディ なし
ゴルフカート あり (FW走行可)
評価
総合評価
4.50
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
満足度
5

リバプールGC(現ロイヤルリバプール)のメンバーが“よりリバプール市に近い海岸に”と造ったリンクスコース。イングランドでは数少ないオールド・トム・モリスが設計。その後ジェームズ・ブレイド、J.H.テイラー、フレッド・ホーツリーたち何人かが改造の手を加えた。ゴルフのスコアリング方式の1つで“ステーブルフォード”(詳細後述)を考案したのが、1933年のウォラシーGCのキャプテンのステーブルフォード氏。2番ホールをプレー中にこの方式を生み出したようだ。海岸線のすぐそばの自然の立地に展開し、ドッグレッグ、打ち上げ、打ち下ろし、ブラインドショット、デューン越え、フラットなホールと変化がある。



4番ティからの景観


9番、パー3

10番グリーンからの景観

1番から5番まで良いホールが続き、6番、7番、13番、14番とフラットなホールは印象が薄く、その他のホールはデューンの上にレイアウトされるかデューン囲まれていて、手強くてプレーして楽しい。グリーンの傾斜が強くて手強く、多くのバンカーも効いてくる。FWはタイトでラフは深い。海風が強いと良いショットでもラフに捕まり、パーセーブも難しくなる。コースは表示距離よりも、多くの砲台グリーンと海風の影響からか実際プレーして長く感じる。砲台グリーンは人工的に造られたのでなくて、自然の急な斜面の上に置かれている。1930年と2006年に全英オープンがロイヤルリバプールGCで開催された時に、どちらの年も最終予選開場になっている。


16番ティからの景観


17番ティからの景観

18番グリーン

 
2番 パー4 458ヤード

強い右ドッグレッグ。ティショットではFWは狭く右サイドにポットバンカーがある。グリーン右手前にバンカーが配され、右サイドから奥はブッシュに囲まれている。

 

2番 パー4 458ヤード(3)

2番 パー4 458ヤード(2)

2番 パー4 458ヤード(1)
 
3番 パー4 395ヤード

3番 パー4 395ヤード(1)

3番 パー4 395ヤード(1)
やや左ドッグレッグの少し打ち上げ。FWはタイト。グリーンは砲台の2段形状で、左サイドはポットバンカーでガードされている。
 
4番 パー5 531ヤード

右手に海が広がるやや左ドッグレッグで難ホール。ティショットは打ち下ろしになり、ロングヒッターは左サイドの2個のFWバンカーが効いてくる。グリーンは小さく、手前左右に3個バンカーが配されている。グリーンの50ヤードほど右手前にもバンカーが1個置かれているので、セカンドで入れないように。

 

4番 パー5 531ヤード(3)

4番 パー5 531ヤード(2)

4番 パー5 531ヤード(1)
 
8番 パー4 388ヤード

右ドッグレッグ。ティショットでは左サイドにポットバンカーが2個あり、右サイドのOBゾーンは浅い。グリーンは背の低いデューンに囲まれている。グリーンは皿を逆さにしたような(法王が被るような)王冠グリーン。

 

8番 パー4 388ヤード(3)

8番 パー4 388ヤード(2)

8番 パー4 388ヤード(1)
 
11番 パー4 412ヤード

やや右ドッグレッグで名物ホール。ティショットは打ち下ろしでセカンドは打ち上げ。グリーンは砲台で斜めに細長く、右手前にバンカーと左右にデューンが配されている。グリーン上は微妙な傾斜があり、パットのラインを読みづらい。

 

11番グリーン

11番 パー4 412ヤード(2)

11番 パー4 412ヤード(1)
 
12番 パー3 143ヤード

12番 パー3 143ヤード(1)

12番 パー3 143ヤード(1)
打ち下ろしで短いショート。グリーンは5個のバンカーと奥の深いラフでガードされている。グリーンは小さいので、横風の時は難しくなる。1891年に造られた後にほとんど変更されていないホール。
 
15番 パー4 351ヤード

15番 パー4 351ヤード(1)

15番 パー4 351ヤード(1)
左ドッグレッグ。ティショットでは左サイドに3個のFWバンカーが配されている。セカンドは強い打ち上げ。2段グリーン。
 
16番 パー3 227ヤード

16番 パー3 227ヤード(1)

16番 パー3 227ヤード(1)
距離のある美しいショート。グリーンの左サイドは急な下りスロープのラフになり、グリーンの左手前はポットバンカーが配され、グリーンの右サイドは壁のようなダイナミックなデューンが迫っている。通常アゲンストに風になるので、しっかりと打たなければグリーンに乗らない。
 
17番 パー4 457ヤード

17番 パー4 457ヤード(1)
左手に海が広がる右ドッグレッグでタフなホール。ティショットは打ち下ろし、セカンドは緩やかな打ち上げのブラインショット。2つの迫力のあるデューンにグリーンが挟まれていて、グリーンの左サイドはポットバンカーでガードされている。
 

グリーン後方から見る17番ホール

17番 パー4 457ヤード(3)

17番 パー4 457ヤード(2)
 
18番 パー4 407ヤード

ストレートホール。ティショットでは右サイドにデューンと左サイドの深いラフが目につくが、実際落し所は広くFWは左傾斜。セカンドは打つ場所によってはセミブラインドショットになる。FWの山腹まで届かなければ、ブラインドショットになり、前進してクラブウスの屋根のどの方向に打つかを確認する必要がある。グリーンは左右に3個のポットバンカーが配され、両脇にはヒースに覆われたデューンがある。

 

18番 パー4 407ヤード(3)

18番 パー4 407ヤード(2)

18番 パー4 407ヤード(1)
 
余談

リバプール市から西に15分、マンチェスター空港から西に1時間半。プライベートクラブだがプレー可能。 コースから同じ海岸線を17分リバプールへの逆方面に移動するとロイヤルリバプールGCがある。



ラウンジ

レストランからの景観


Albert & Victoria Hotel

ランチ

ステーブルフォード方式とは、ハンディキャップを考慮にいれてのダブルボギー以上のホールは0点、ボギーのホールは1点、パーのホールは2点、バーディーのホールは3点、イーグルのホールは4点で、点数をたくさん集めたプレーヤーが勝つゲーム方式。1、2ホールで大たたきしても、他のホールが良ければ上位入賞が可能になってくるスコアリングシステムだ。私の所属する香港でのゴルフクラブの開場記念杯などの公式戦で使われている。

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2019年度イングランドのベスト100コースで第64位。イングランドでは1900以上のゴルフコースがある。

オールド・トム・モリスの他の設計コースは、ミュアフィールドGCカーノスティGC、ダンバーGC、プレストウィックGCセントアンドリュース・ニューコース、クレイルGC 、マレーGCロイヤル・ドーノックGCクルードンベイGCネアンGC、キングホーンGC、マクリハニッシュGC、ランディンGC、アンストラザーGC、ロイヤル・カウンティダウンGCなどがある。



Villa Venezia, Liverpool

Villa Venezia, Liverpool

前日はVilla Venezia, Liverpoolに泊まった。コースまで北に13分。