サンニングデール ゴルフクラブ、ニューコース
Sunning Dale Golf Club (New Course)

コースデータ
所在地 イングランド、ロンドン
コース長 6729ヤード パー70
コースレート 73.0
プレー日 2015年6月26日
設計者 ハリー・コルト
オープン 1923年
キャディ あり
ゴルフカート なし 
評価
総合評価
5.45
コースレイアウト
6
難易度
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
5
満足度
6

ヒースが生い茂る原野に広がるヒースランドコース。前世紀の初めに造られた2度の全英オープンチャンピオンのウィリー・パークJr.設計のオールドコースと1923年開場のハリー・コルト設計のニューコースの、世界クラスの重厚な2コースを有する格式高いゴルフ場。オールドコースは全てのプレーヤーが楽しめて、ニューコースは距離のあるヘザーとかブッシュ越えを要するホールが多くあるので中上級者向け。ニューコースはバンカーと樹木がオールドコースより少ないが、より起伏が激しい。ハリー・コルトがオールドは改良、ニューは設計を手がけている。



7番パー4、413ヤード

14番パー3、198ヤード

17番グリーン

ニューコースはハザード越えのホールが多いのに加え、ドッグレッグ、打ち上げ、打ち下ろしで変化があり、FWはタイトなので、競技志向のゴルフファーには最適なコースである。“リスクと報酬”ホールも多数あり、プレーヤーの技量と戦略が試される力強いコースと言える。力強いが、有無を言わさない難しさでなく、一つ一つのショットでリスクを避けて考えて打てば、それなりの成果が得られるフェアなコース。3つあるパー5の6番、13番ホールの2ホールともと。5つあるパー3の内5番、10番、17番ホールが特に素晴らしい。10個あるパー4も全てに変化があり、個性的。1日にオールドとニューの2コースをプレーした感想では、優劣の甲乙は全くつけがたい。オールドの方が印象的なホールが少し多いが、ニューの方はよりチャレンジングなだけでなく、より頭脳プレーを要求されるように感じた。

 
2番 パー3 171ヤード

2番 パー3 171ヤード(2)

2番 パー3 171ヤード(1)
少し打ち上げ。縦長の2段グリーンで奥の段は横幅があまりなく、手前から奥に少し。下っている。手前の段は広いが、左右のバンカーでガードされている。
 
3番 パー4 409ヤード

3番 パー4 409ヤード(2)

3番 パー4 409ヤード(1)
右ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしになり、FWの左右をヘザーが平行に走り、特に右サイドのヘザーは深い。左サイドには2個のFWバンカーも効いてくる。グリーンはやや砲台で、手前から奥に少し下っている。
 
4番 パー4 475ヤード

ほぼストレートの長くて、とても難しいミドル。ティショットはヘザー越えになり、右傾斜のFWに打つのが絶対条件。一つ手前の白ティでも433ヤードあり、セカンドはやや打ち上げなので、2回最高のショットを打たなければグリーンに届かない。グリーンの右サイド手前40ヤードにもバンカーがあり、アベレージヒッターのセカンドで効いてくる。グリーンは砲台で、グリーン面に強いフォールス(偽りの)フロントがある。グリーンの左にはバンカーが1個あるだけだが、右サイドは急な下りスロープになる。

 

4番 パー4 475ヤード(3)

4番 パー4 475ヤード(2)

4番 パー4 475ヤード(1)
 
5番 パー3 183ヤード

グリーンから見る5番ホール

5番 パー3 183ヤード
ヘザーと大きなバンカー越えのショート。クラシックなコルトのパー3でとても魅力的。グリーンは縦に細長い2段グリーンで、特に前部の横幅はあまりない。グリーンの右サイドに2個のバンカーが配されていて、左サイドは急な下り斜面のラフ。グリーンを外すと、どの方向からでも寄せが難しい。グリーンの左端の真ん中あたりに大きなマウンドが施されている。
 
6番 パー5 510ヤード

6番 パー5 510ヤード(1)
豪快な右ドッグレッグ。ティグランドからの景観も良い。ティショットは打ち下ろしで、FWの両サイドはヘザーに面する。セカンドからはやや打ち上げで、FWは右傾斜。グリーンは1メートル以上の段差がある2段形状で、左サイドは1個、右サイドは2個の全て深いバンカーでガードされている。攻め方にいろいろなオプションがある“リスクと報酬”ホール。
 

6番 パー5 510ヤード(4)

6番 パー5 510ヤード(3)

6番 パー5 510ヤード(2)
 
8番 パー4 399ヤード

8番 パー4 399ヤード(2)

8番 パー4 399ヤード(1)
やや右ドッグレッグのティショットは緩やかな打ち上げのヘザー越えになり、左右のヘザーに挟まれた、右傾斜のFWに打っていく。セカンドは打ち上げで、グリーンは丘の上にあり、砲台状。グリーンの左にラフの窪地があり、手前から右サイドは急な下りスロープでガードされている。バンカーが一つもないホールだが戦略性はとても豊か。
 
9番 パー4 461ヤード

9番 パー4 461ヤード(2)

9番 パー4 461ヤード(1)
右ドッグの難ホール。ティショットはブラインドで210ヤードを越えると急な下り勾配なので距離が稼げる。FWは右に傾斜しているので、FW左サイドに打つのが良い。ほとんどのプレーヤーはセカンドをダウンヒルのライから砲台グリーンに打つことになり、難しいショットが要求される。グリーンは縦長の右傾斜で、左から右のバンカーの方へ傾斜している。セカンドもグリーンの左サイド狙いが良い。
 
10番 パー3 217ヤード

10番 パー3 217ヤード(2)

10番 パー3 217ヤード(1)
少し打ち下ろしの距離のあるショート。グリーンは縦長で手前と左右は合計4個のバンカーでしっかりガードされている。グリーン手前のエプロンは急な左への下り傾斜で、奥から左奥にかけても下りスロープになっている。
 
11番 パー4 446ヤード

少し強めの左ドッグレッグのタフなホール。ティショットはやや打ち下ろしになり、250ヤードのキャリーで飛ばせるロングヒッターは左コーナ付近狙いでFWに届くが、通常ドローボールで攻めるのが良い。グリーンは縦に細長く、ほぼ左に傾斜しているが、他の方向にも少し下っている。グリーンの横幅はコースで一番狭い。グリーンの左手前に1個のバンカーが配されている。

 

11番 パー4 446ヤード(3)

11番 パー4 446ヤード(2)

11番 パー4 446ヤード(1)
 
12番 パー4 396ヤード

12番 パー4 396ヤード(2)

12番 パー4 396ヤード(1)
やや打ち上げていく左ドッグレッグ。ティショットはヘザー越え。グリーン右手前のバンカーはグリーンに食い込んでいて、グリーンの左サイドに2個のマウンドとヘザーのラフが配されている。
 
13番 パー5 562ヤード

13番 パー5 562ヤード(2)

13番 パー5 562ヤード(1)
木立の間を美しく縫うようにレイアウトされた、やや左ドッグレッグ。ロングヒッターはグリーン近くまで2打でボールを運べるが、FWは狭くセカンドでグリーンの30ヤード右手前にある2個縦に並んであるバンカーが効いてくる。アベレージヒッターは、グリーンの105ヤード手前のFW真ん中に斜めに置かれたクロスバンカーを避ける攻略ルートを見つけて丁寧に攻める必要がある。縦長の受けグリーン。
 
15番 パー4 431ヤード

強い右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットでは右の池が効いていて、FW左サイド狙いが良い。セカンドは緩やかな打ち上げ。縦長のグリーンは左から左手前に3個、右手前に2個のバンカーでガードされている。ティショットもセカンドも正確性が要求されるホール。

 

15番 パー4 431ヤード(3)

15番 パー4 431ヤード(2)

15番 パー4 431ヤード(1)
 
17番 パー3 171ヤード

17番 パー3 171ヤード(2)

17番 パー3 171ヤード(1)
グリーンとバンカーの輪郭が美しいショート。ティショットはヘザーとバンカー越え。縦に長いグリーンは斜めに置かれ、強く受けている。グリーンの右サイドは2個のバンカー、左サイドは急な下りスロープでガードされている。どこにピンがあっても、グリーンの真ん中手前狙いが安全。
 
余談
ロンドンからほぼ南西に1時間、ヒースロー空港からも南西に25分、ガトウィック空港から北西に1時間。プライベートクラブだが、平日はプレー可能。ハンディキャップ証明書が必要。車で7、8分の距離にスウィンリー・フォレストGCがある。

キャディ

ラウンジ

ハリー・コルト.

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2019年度イングランドで第4位のベストコース。全英(アイランドも含む)では第15位、全英(アイランドも含む)では2800コースあり、その内イングランドでは1900以上のゴルフコースがある。また、2020年度のゴルフマガジン世界ベスト100では第73位に選ばれている。

レストラン

レストラン

ランチ

ハリー・コルト設計、再設計のコースでトップ100ゴルフコースでの2019年度全英(アイランドも含む)のベスト100コースにランクインしているのは、アベルダビーGC、アルウッドリーGC、ブロード・ストーンGC、バーナム&ベロウGC、カウンティ・スライゴーGC、フォームビーGC、ハンクリー・コモンGC、ミュアフィールドロイヤル・カウンティ・ダウンGCロイヤル・リバプールGC、ロイヤル・ポーチコールGC、ロイヤル・ポートラッシュGCライGCセント・ジョージズ・ヒルGCサニングデールGC・オールドコース、サニングデールGC・ニューコース、スィンリー・フォレストGG、ウエントワースGC・ウェストコース、ウエントワースGC・イーストコース、ウッドホール・スパGCの20コースもある。


The Old Manor House

The Old Manor House

The Old Manor House

プレー後にSherppertonにあるホテルに戻り、近くのCastello, Sheppertonで食べた。コースからレストランまで東に20分。


Castello, Shepperton

Castello, Shepperton

Castello, Shepperton