セント・ジョージズヒル ゴルフクラブ、レッド&ブルーコース
St. George’s Hill Golf Club (Red & Blue Course)

コースデータ
所在地 イングランド、ロンドン
コース長 6541ヤード パー70
コースレート 72.0
プレー日 2015年6月22日
設計者 ハリー・コルト
オープン 1913年
キャディ あり (要事前予約)
ゴルフカート なし
評価
総合評価
5.25
コースレイアウト
6
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
満足度
6

レッド、ブルー、グリーンの27ホールから成るヒースランドコース。コースは昔からある超高級住宅街に囲まれている。グリーンの9ホールは少し短い。3コースとも9ホールが終わるとクラブハウスに戻ってくる。レッド&ブルーコースはグリーンのヒースランドコースとは違い、高低差があり、周囲の丘を見事に取り込んでルーティングされている。打ち下ろし、打ち上げ、右ドッグレッグ、左ドッグレッグと変化に富み、ほとんどホールが個性的で悪いホールがほとんどない。



5番パー4、424ヤード

8番パー3、196ヤード

15番パー5、597ヤード

全部で2個あるパー5がストレートホールで少し面白くないぐらいだろう。ルーティングの良さ、高低差の使い方、ヘザーとバンカーの配置の巧みさが、さすがハリー・コルトの設計とうならされる。パー3が特に素晴らしい。プレーが楽しいだけでなく、コースも美しい。

 
1番 パー4 382ヤード

1番 パー4 382ヤード
やや左ドッグレッグ。ティショットは丘の上からの打ち下ろしになり、グリーンは違う丘の上にあり、セカンドは打ち上げ。縦長グリーンの右にポットバンカーが2個配されていて、これに入れるとパーセーブが難しくなる。
 
2番 パー4 458ヤード

2番 パー4 458ヤード(2)

2番 パー4 458ヤード(1)
やや右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、FWは左傾斜。グリーンの左手前は1個の深いバンカーでガードされている。グリーンなほぼ正方形で、受けていて上からのパットは速い。
 
3番 パー3 198ヤード

3番 パー3 198ヤード
少し打ち下ろしの美しいショート。グリーンは4個のバンカーでガードされ、グリーンのすぐ右サイドにOBゾーンがある。グリーンは左右の緩やかな傾斜の2段形状。
 
4番 パー4 272ヤード

4番 パー4 272ヤード

とても短いミドルでロングヒッターは1オン可能。グリーンのフロントエッジの22、3ヤード手前からグリーンを挟み込む形の“V”字型のバンカーがグリーン左右に伸びていて、花道を狭めている。クロスバンカーの手前までが225ヤードなので、ティショットを刻むか、グリーンを狙うかの決断に迫られる。グリーンはほぼ円形の左右の2段形状。
 (セカンド地点の写真なし)

 
6番 パー4 468ヤード

6番 パー4 468ヤード(2)

6番 パー4 468ヤード(1)
ほぼストレートの距離のある難ホール。ティショットは打ち下ろしになり、飛べば飛ぶほど両サイドにラフとヘザーが迫っていて、FWは狭くなる。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーンは横長で右半分の面は右に傾斜している。グリーン手前のエプロンは全て窪んでいて、左右にバンカーが配されている。
 
8番 パー3 179ヤード

8番 パー3 179ヤード(2)

8番 パー3 179ヤード(1)
名物ホール。少し打ち下ろしでヘザーの谷越え。グリーンは砲台でグリーン手前の合計4個のバンカーが効いている。グリーンにはフォールス(false)・フロント(グリーン前部がエプロンの方に急傾斜で下っているデザイン)があり、グリーンセンターを狙うのが良い。クラシックなハリー・コルトの最高傑作の1つ。
 
9番 パー4 389ヤード

9番 パー4 389ヤード(2)

9番 パー4 389ヤード(1)
やや左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、左サイドに3個のFWバンカーとそのすぐ左はOBになるブラインドの池がある。セカンドは打ち上げ。グリーンは受けている。ティグランドから正面にクラブハウスが望めることができて、素晴らしい景観を楽しめる。
 
10番 パー4 434ヤード

やや左ドッグレッグ。ティショットはブラインドの打ち下ろしで、飛べば飛ぶほど落し所が狭くなる。FWセンター左に打つと傾斜で右に転がる。セカンドはやや打ち上げで、クロスバンカー越え。グリーンは左右の2段形状で、右サイドは2個のバンカーでガードされている。

 

斜めから見る7番グリーン

10番 パー4 434ヤード(2)

10番 パー4 434ヤード(1)
 
11番 パー3 119ヤード

11番 パー3 119ヤード
強い砲台グリーンの短いショート。距離がないので、それほど難しくない。グリーンにはフォールスフロントがあるので、ピンが手前に切られている時に、グリーンのフラットな面に届かないと、傾斜で2個の手前のバンカーか下まで転がり落ちる。ピンが手前でもグリーンセンター狙いが良い。
 
13番 パー4 427ヤード

13番 パー4 427ヤード(2)

13番 パー4 427ヤード(1)
左ドッグレッグ。ティショットはやや打ち下ろしで、左コーナにあるFWバンカー越えは210ヤードで越えるが、その先のFW右半分は大きなマウンドになるので、ティショットがそのマウンドに飛ぶと、ランが無くてボールも戻ってしまうこともあるので、ティショットは左サイド狙い。セカンドは緩やかな打ち上げでクロスバンカー越え。グリーンはほぼ円形で左手と右手前にバンカーが配されている。受けグリーン。
 
14番 パー3 211ヤード

14番 パー3 211ヤード(2)

14番 パー3 211ヤード(1)
距離のある打ち下ろしで、小さな池越えのショート。グリーン左サイドのガードバンカーは深い。グリーンは横に長く、真ん中に大きな尾根が走り、真ん中から左右に下っている。ピンと同じ面に乗らなければ、尾根越えのパットになり3パットのリスクが伴う。魅力的なホール。
 
16番 パー4 438ヤード

16番 パー4 438ヤード(2)

16番 パー4 438ヤード(1)
左ドッグレッグの難ホール。ティショットではFWは急な左傾斜で、2個の左FWバンカーが効いてくる。セカンドはつま先上がりのライから小さい砲台グリーンに打っていくので、乗せるのが難しいだけでなく、フックしやすい。グリーンの50ヤード前後に3個のクロスバンカーが斜めに並んで配され、アゲインストの風が強い時にはこれらのバンカーに捕まるリスクがあるので、クロスバンカーの手前に刻んだ方が安全。グリーンの左手前は1個の深いバンカーでガードされている。グリーンは全体的に受けて(?)いるが、フォールスフロントがあるので注意が必要。グリーンの奥行きは25ヤードだが前部のフォールスフロントはエッジから8ヤードまであるので、その面にショットが落ちると、傾斜でボールが下まで転がり落ちる。
 
17番 パー4 417ヤード

17番 パー4 417ヤード
やや左ドッグレッグ。ティから200ヤード先から260ヤード先までFW右半分と右ラフにかけて大きなマウンドがあり、ティショットはそのマウンドに対処にしなければならない。マウンド頂上の手前の位置だとセカンドはグリーンが見えない。255ヤード先には1個の右FWバンカーも効いてくる。グリーンの右手前にバンカーが1個配されていて。グリーンの左サイドは急な下りスロープになり、そこからの寄せは難しい。左右の2段グリーンで左の段が低い。
 (セカンド地点の写真なし)
 
余談

ラウンジ
ロンドン市から南西に1時間、ヒースロー空港からほぼ南に25分、ガトウィック空港から北西に40分。プライベートクラブだが、ハンディキャップ証明書があれプレーは可能。クラブハウスは重厚感があり、歴史を感じさせてくれる。

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2019年度イングランドで第8位のベストコース。全英(アイランドも含む)では第24位、全英(アイランドも含む)では2800コースあり、その内イングランドでは1900以上のゴルフコースがある。また、2020年度のゴルフマガジン世界ベスト100では第86位に選ばれている。

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2019年度イングランドで第5位のベストコース。全英(アイランドも含む)では第19位、全英(アイランドも含む)では2800コースあり、その内イングランドでは1900以上のゴルフコースがある。また、2020年度のゴルフマガジン世界ベスト100では第55位に選ばれている。
ハリー・コルト設計、再設計のコースでトップ100ゴルフコースでの2019年度全英(アイランドも含む)のベスト100コースにランクインしているのは、アベルダビーGC、アルウッドリーGC、ブロード・ストーンGC、バーナム&ベロウGC、カウンティ・スライゴーGC、フォームビーGC、ハンクリー・コモンGC、ミュアフィールドロイヤル・カウンティ・ダウンGCロイヤル・リバプールGC、ロイヤル・ポーチコールGC、ロイヤル・ポートラッシュGCライGC、セント・ジョージズ・ヒルGC、サニングデールGC・オールドコースサニングデールGC・ニューコーススィンリー・フォレストGG、ウエントワースGC・ウェストコース、ウエントワースGC・イーストコース、ウッドホール・スパGCの20コースもある。