ウォルトン・ヒース ゴルフクラブ、オールドコース
Walton Heath Golf Club (Old Course)

コースデータ
所在地 イングランド、ロンドン
コース長 7406ヤード パー72
コースレート 76.0
プレー日 2015年6月21日
設計者 ハーバート・ファウラー
オープン 1904年
キャディ あり
ゴルフカート なし 
評価
総合評価
5.00
コースレイアウト
5
難易度
6
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
満足度
5

ヒースランドコース。ヒースランドとはヘーザー(ヒース)とゴース(ハリエニシダ)のとげとげしくて、丈の低い灌木が生い茂る平坦な荒地。6月から9月に黄色い花が咲き、コースに美しさを添えている。オールドとニューコースの36ホールあるが、オールドコースがより評価が高い。オールドコースは1番から8番まではほぼ北東に細長く進んで行き、8番グリーンが1番ティグランドから最も遠く、9番から18番まではジグザグしながら南西に戻ってくる。ヘザーがヒースランドの多くのエリアを覆っていることで有名。FWの脇には1ヤードから5ヤード幅でラフがあり、ショットがラフをもっと外れるとボールを出すことが困難と言われるヘザーが待ち受ける。



1番グリーンからの景観

2番グリーン横のヘザー

15番ヘザー越えのティショット

いくつかのホールでヘザー越えのショットが要求されるが、越えないとアンプレイアブルになってしまうので注意が必要。FWは自然のままの起伏が多く、ナイスショットでもボールがはじかれ、ラフとかヘザー、ゴースまで飛んでいくこともある。グリーン周りのバンカー数は11番が4個、12番は3個で、後の16ホールは平均1個だけなのだが、随所に効いてくる。グリーンの形状も硬さもグリーンの状態も素晴らしい。上級者向けのコースで、特にOUTが難しくプレーヤーの技量全てが試される。最初の数ホールは1番235ヤードのパー3、2番461ヤードのパー4、4番519ヤードのパー4、5番485ヤードのパー4と長くてとてもタフなホールが続く。1981年ライダーカップ、1980年から1991年まで4回欧州オープン、2011年全英シニアオープン、2018年にはブリティッシュ・マスターズの会場となった。

 
1番 パー3 235ヤード

1番 パー3 235ヤード
とても長いショート。グリーンの左右のOBラインは浅い。グリーン左右のガードバンカーも効いているが、花道を使えて手前にワンクッション入れてグリーンに乗せるのが良い。直接グリーン面にキャリーすると、手前から奥に少し下っているので、簡単にグリーンをオーバーしてしまい、グリーンの奥はヘザーのブッシュが待ち構える。タフなパー3のオープニングホール。
 
2番 パー4 461ヤード
右ドッグレッグの難ホール。ティショットは少し打ち下ろし。ティから255ヤード(1つ手前の451ヤードの白ティから)先から右サイドにヒースのラフがFWに食い込んでいて、FW幅が半分になっている。左サイドの木立にも注意。グリーン周りにはバンカーはないが、グリーンのすぐ左にはヘザーのブッシュでガードされている。

 

2番 パー4 461ヤード(3)

2番 パー4 461ヤード(2)

2番 パー4 461ヤード(1)
 
4番 パー4 519ヤード

やや右ドッグレッグの大変長いミドル。ティショットでは、FWは広いが256ヤード先(1つ手前の441ヤードの白ティから)のFWセンターの真ん中近くに1個のクロスバンカーが配されている。ロングヒッターはそのバンカーの右狙いが良くFWは若干広い。グリーンは少し砲台。グリーンの30ヤード手前左右にバンカーが配され、セカンドを大きくショートするとこれらのバンカーが効いてくる。

 

4番 パー4 519ヤード(3)

4番 パー4 519ヤード(2)

4番 パー4 519ヤード(1)
 
5番 パー4 485ヤード

5番 パー4 485ヤード(2)

5番 パー4 485ヤード(1)
緩やかに打ち下ろしていく、左ドッグレッグの長いミドル。ティショットではタイトなFWの左右にヘザーのブッシュが待ち構え、右FWバンカーも1個配されている。グリーンは縦長で左右を深いバンカーでガードされ、グリーン上はいくつかの起伏が複雑に絡み合いパットまで難しい。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。
 
6番 パー4 440ヤード

6番 パー4 440ヤード(2)

6番 パー4 440ヤード(1)
ほぼストレートホール。ティショットでは左サイドの2個のFWバンカーが効いてきて、FWは狭い。グリーンは斜めで、左手前に1個のポットバンカーがあり、これに入れると壁が垂直に切り立っているので出すだけになる。グリーンは少し受けている。
 
7番 パー3 190ヤード

7番 パー3 190ヤード(2)

7番 パー3 190ヤード(1)
チャーミングなショート。グリーンは砲台で、右サイドは深くて大きなバンカーでガードされている。
 
8番 パー5 588ヤード

やや左ドッグレッグの素晴らしいロング。ティショットでは右にFWバンカー1個がFWに食い込んでいて、左サイドに林が続く。セカンドもグリーン手前70ヤード前後にある右FWバンカーと左の林が効いてくる。グリーンは砲台で左右にバンカーが配されている。グリーンの花道は急な下りスロープなので、ランニングアプローチは難しい。

 

横から見る8番グリーン

8番 パー5 588ヤード(2)

8番 パー5 588ヤード(1)
 
10番 パー4 442ヤード

10番 パー4 442ヤード(2)

10番 パー4 442ヤード(1)
セカンド地点から右に曲がっている、手強いミドル。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、左サイドにある林と1個のFWバンカーが効いてくる。グリーン右手前に1個の深いバンカーが配されている、受けグリーン。
 
11番 パー3 222ヤード

11番 パー3 222ヤード
チャレンジングなショート。距離が長くて、あまり大きくないグリーンは4個のバンカーでガードされている。グリーンは左傾斜。 
 
12番 パー4 396ヤード

12番 パー4 396ヤード(2)

12番 パー4 396ヤード(1)
強い右ドッグレッグ。ティショットはやや打ち下ろし。右コーナーにFWバンカーが配され、このすぐ左先のFWはフラットなので、セカンドでグリーンを狙い易い。グリーンは斜めの形状で3個のバンカーでガードされている。グリーンの左サイドから左奥にかけてもヒースの深いラフでガードされている。
 
14番 パー5 564ヤード

14番 パー5 564ヤード(2)

14番 パー5 564ヤード(1)
やや右ドッグレッグ。緩やかに打ち下ろしていくので、ロングヒッターは2オン可能。ティショットは1個の右FWバンカー、セカンドもグリーン80ヤード手前の1個の右FW”バンカーに注意。グリーンは47ヤードと縦に長く、アンジュレーションが複雑。グリーン右手前に1個のガードバンカーと右サイドには深いラフが配されている。
 
16番 パー5 535ヤード

16番 パー5 535ヤード(2)

16番 パー5 535ヤード(1)
左サイドに木立が並ぶ、左ドッグレッグ。ティショットはヘザー越えでFWはやや左傾斜。グリーン手前35ヤードあたりからグリーンまで打ち上げ。グリーン右手前に1個のとても深いガードバンカーがある。グリーンは右傾斜。
 
17番 パー3 206ヤード

17番 パー3 206ヤード(2)

17番 パー3 206ヤード(1)
名物ホール。ティショットはヘザー越え。グリーンは強い砲台で左右にバンカーが配されている、受けグリーン。グリーンは縦長だが、後部はグリーン幅がとても狭くなっているので、ピンが奥に切られた時には、そのあたりのグリーン幅は10ヤードほどしかない。
 
余談

1981年のライダーカップ
ロンドン市から南に1時間、ヒースロー空港から南東に40分、ガトウィック空港から北に25分。プライベートクラブだがプレーは可能。

トップ100ゴルフコース(www.top100golfcourses.com)の2019年度イングランドで第14位のベストコース。全英(アイランドも含む)では第34位、全英(アイランドも含む)では2800コースあり、その内イングランドでは1900以上のゴルフコースがある。また、ゴルフマガジン2020年度世界ベスト100では第90位に選ばれている。



ラウンジ

レストラン

ランチ

ハーバート・ファウラー設計、再設計のコースでトップ100ゴルフコース2019年度。全英(アイランドも含む)のベスト100コースにランクインしているのは、アベルダビ―GC、バークシャーGC・レッドコ―ス、バークシャーGC・ブルーコース、バーナム&ベロウGC、クルードン・ベイGC、デラメール・フォレストGC、サントンGC・イーストコース、ウォルトン・ヒースGC・オールドコース、ウォルトン・ヒースGC・ニューコースの9コースある、またアメリカでの設計コースでは、ロサンジェルスCC・ノースコース、イーストワード・ホー!GCが全米100コースに入っている。

このオールドコースはハーバート・ファウラーの処女作で。設計に賭ける意欲は大変なもので、ヘザーの茂ったヒースランド(荒れ地)を馬に乗って精査しルートプランだけに2年も費やしている。



グレート・ノーザン ホテル

グレート・ノーザン ホテル

グレート・ノーザン ホテル

パレ―前夜はロンドン中心部のグレート・ノーザン ホテルで泊まり、夕食はフィッシュ&チップスの専門店、Poppies Fish & Chipsで食べた。

Poppies Fish & Chips

Poppies Fish & Chips

Poppies Fish & Chips